キラキラの方へ。

しがないミソジのゆるふわ雑記

立ち向かえ希望へ:NEWSシングル『BLUE』感想

2018FIFAワールドカップが終わりましたね。(1週間前。)

色々とすでに遅いけど…。でも?まぁ?別に?その時期だけ聴くわけでもないし?カップリングもあるし?…というわけで開き直って書いておきたいと思います。

毎度ですが、タイミングというものを無視しているため、話がかぶっていたらすみません…。特に今回は半端なく遅い。ちらっと拝見しただけでもけっこうかぶっていました。…でも、同じこと思いましたーっていうことで、そのままいっちゃう。←

 

最初にざっくりまとめておくと、  

初回盤Aは「色々燃ゆるNEWSを見たい!!」という方に、

初回盤Bは「応援歌大好き!とにかく日本代表を応援したい!!」という方に、

通常盤は「ふ・り・は・ば!!」と叫びたい方におススメだと、

個人的には思っております。

 

目次

 

各曲の感想 

BLUE (全形態に収録)

日本テレビ系の2018FIFAワールドカップ ロシアのテーマソング。日テレ系ではNEWSの手越くんがメインキャスター務めていました。この曲には手越くんの意見も織り込まれているのだとか。それだけに、初っ端から「おっお~ おおおおっおっおっおおおお~おお♪」*1 って歌が使われていてサッカーがあふれてる!そして一緒に歌いたくなるキャッチーで覚えやすいサビ!「ニッポン」の連呼が、さらっと聴いても分かりやすくて印象的です。作詞・作曲・編曲が全ておなじみヒロイズムさん。何でもできる人だ…。

応援歌には様々ありますが、『BLUE』は明るく楽しくというタイプではなく、切望感があるというか、満ち足りてはいない「青さ」を感じるような気がしました。手越くんのしっとり一呼吸置くようなパートも効いている。”挑戦者”の雰囲気と表現すればよいのかな?そういう曲になっているのは日本代表(を応援する人)目線だからかなぁと思いました。熱いのだけど重厚感はなくて、すかっとしたスピード感があるのも”挑戦者”だからかもしれない。

和楽器も日本っぽさのようなものをかもし出しています。サビの弦の音の響きには艶やかで舞ってるような動きを感じました。だけど、”いかにも”になり過ぎない程度にさらっとしてる。増田さんのラップパートと合わさっているのもおもしろく、バランス感覚だねぇ、と感心。

そして詞にも、日常会話では使わない少し古めかしく感じるような言葉がちりばめられていて。「黄昏」「頂き」「いざ」「我が」とか。こうした言葉も”入れてます”感が強過ぎると野暮ったいことになりかねないけれど、くどくならない程度に、ポイントポイントで入っていてプロだなと。(プロだから。)

私が言うと薄っぺらいけど、国際的なスポーツで強くなるには自分たちの特徴を活かすことと国際的で客観的な目線の双方が絶対に必要なわけで。『BLUE』もそんな雰囲気があると思いました。

 

そこで突然の、

今私が好きな『BLUE』の歌詞ベスト3!

3位

ただの青じゃない

ここの「青」が日本代表を表していると捉えると、「日本代表になるだけじゃなくて世界一に!」という意味にもとれる。あるいは、「青」=「青春」と捉えると「若いときに期間限定で見るような幻想じゃない!」って想いにも。手の届かない「夢」じゃなくて、明確な手の届く目標なんだっていう意思表示のようにも感じました。

 

2位

青い鳥、地球、サファイア

空、海、揺れるツユクサ

まず、様々な「青」が集まっていることが伝わるのが良いです。多様な「青」があつまって「ONE」になるのだなぁ、と。世界共通(たぶん)の「青」のイメージの最後に「ツユクサ」が来ることが印象的。

そして、この詞は曲の風通しを良くしている気がします。具体的なので、一語一語に物や風景のイメージが広がるし、個々の生命力のようなものを感じるからかな。その後に、強くて重い精神的な言葉が続いても、この「青」を曲の最初の方に入れているので、息がつまりそうにならないんじゃないでしょうか。

 

1位

立ち向かえ希望へ

このサビ、個人的に大絶賛!(笑)いや、だって、立ち向かうのが「希望」って!新鮮!いやー良いわー。

望みがほんの少しだけ見えているっていうのが、実は精神的に一番きつい状況なのではないかと思うわけです。完全に望みがないのだったらあきらめられるのに、実際にはそういうことってあまりない。先のことなんて誰にもわからないのだもの。その分、未来は結局自分にかかってくる。だから苦しいんじゃないでしょうか。その「希望」に立ち向かうことは、自分が「希望」のためにできる限りのことをする、「希望」のために多くを費やす、という決断をするということだから。報われるかどうかなんて分からない目標に向かって。元オリンピック選手が現役復帰するかどうかが話題になったりしますが、何かに向かう決断っていうのは重いですよね。例えばそんなイメージで、この詞を受け取りました。もちろんスポーツに限ったことではないのだけど。

わくわく明るくなんてない。きっとすごく現実的。ほんの少しあるかもしれない「希望」にかける覚悟。そんなイメージをワンフレーズで感じさせられます。

 

『BLUE』MV(初回盤A収録)

まず、衣装がいろんな素材の青。とにかく青にこだわってる。(そりゃそうか。)

そして詞の中に青以外で唯一登場している色である「赤」が対になる色として登場。青と赤にライティングされたスモークの空間の間に立っているメンバーが、冷静と情熱の間*2 っていう雰囲気を感じさせます。

四角い枠状の光が並んでいるシーンもきれい。床に水がまかれているので光が反射して変化がつけられています。水には「ナミダ」のイメージもあったりするのかな?

各メンバーの印象的なシーン

増田さんは「這いつくばって昇ろう さあ頂へ」のところ。力強く感じる。前かがみに立つ角度と、増田さんは動かずにカメラが動いて撮影していることによる”どっしり感”効果?その後のチラっと見える「吠えろ」も良い。

小山さんは「その声鳴らして」の後の回転するところ。きれい。コートの舞い上がり方もばっちり。「攻めろWe go」で手を広げるとこもなかなか。小山さんは詞に動きをピンポイントで合わせてきてる感じあります。考えてきてるのかな~即興かな~。

加藤さんは「Here we go」の顔をそらすところかな。半分陰になっていた表情が、顔の向きが変わって見えてくるところがドラマチック。吐き捨てるような歌い方も。

手越くんはやっぱりサッカーボールを蹴るところでしょう!手越くんだけのシーンだし!力強さがやっぱり!コートにチュとかもありますけど、やっぱり!けった後、身体が浮いていて迫力なのです。(やっぱり3回。)

個人的に「キター!」となるのは、最後、青い炎がサッカーボールに燃え移るところ。(そこで良いのか?)ボールが燃える表現ってマンガとかではポピュラーだと思うんだけど「おぉ!実写だとこうなるのかぁ!」と新鮮でした。でも、マンガなどでもたいていはイメージ上の炎ですよね。回転の摩擦で燃える、なんてのもあった気はするけど。実際に炎がボールに燃え移ると少々危険な香りもするんですね。「うわぁ、燃えてる…。早く消さなきゃ!」って気持ちがわいてしまう(笑)実写版燃えるボールを見たい方には必見ポイントです。

 

Cascade (全形態に収録)

AVALON*3 と同様の制作陣ということで、こちらもまちがいないかっこよさ。イントロから上がる。浮遊感のある空間に少しずつ重なっていくリズムが好きです。応援歌主体の初回盤Bでは浮いてない?という心配があるんですが、実はけっこう熱い曲ですよね。『IT'S YOU』*4 とバージョン違いのような雰囲気を最初は感じたけれど、もっと強い積極性があるように思いました。

もう歌割り固定はNEWSでは珍しくないですね。今何曲くらいあるんだろ?(きいてみる。)

増田さんは…こう…地声じゃない…中間的な声?なところが良いです。ふわっと置いていく、みたいな歌い方。「Effect」の発音、ふわっふわですね。

小山さんは大人化してしまった自分を憂うパートを振り分けられていることもあって、まぁはまる。ちょっと現状とリンクしちゃう部分もあって「おいおい、小山さん」と、心の中でつっこんだりもしちゃうんだけど、それも味。味わい深い…。(良いのか?)そんな風に前半はちょっと引いているから、後半の「激流となって 君へとStraight」がいっそうぐっと来るわけですね。そうそう「Straight」だよ!って。小山さんにまっすぐ気持ちをそそげる関係がちゃんとあると良いなぁと思っちゃう。(誰目線?)

加藤さんは「誤魔化した この気持ち 露わになる 真実に」がなんと言ってもセクシー。「閃光」とか、固めの言葉が似合う。

そして、クール系やさしめ発声の手越くん推しの一人としてはうれしい曲。手越くんの情熱系は確実だけど、おさえめだったりクールな曲ももっと歌ってほしいと思っておりまして。人柄と直で重なる曲というのももちろん良いけど、絶妙な駆け引きがある曲もいいと思うんだよなぁ。奥行きを感じるからかな。「君だけ 照らした Stardust」とか、熱い詞を80%くらいにおさえて歌う感じ、良いです。

 

 

NEWSニッポン -Represent NEWS Mix- (初回盤B収録)

Representシリーズをはじめるときに、『NEWSニッポン』には当時の声が合ってるのかも、という話も出ていた気がしますが*5、日本代表に向けた曲のカップリングとして満を持して登場!というような感じでしょうか。「ニッポン」つながりだし☆

Representには、安心して聴ける力強さがあるなぁと思いました。NEWSの声が子どもたちのコーラスの声を引っぱるように聴こえる。オリジナルの方はNEWSの声にも少年感があってコーラスの声がNEWSを支える”ファン女の子の声”に聴こえるけど、RepresentはNEWSを追いかける”子どもたちの声”に聴こえました。サッカーの選手が入場の際に連れてる子どもたちのような。どちらにも魅力があって、そんな聴こえ方の変化がおもしろいなと。あくまで個人的なイメージですけど。(本日7/23(月)の『PON!』での伊野尾くん戸塚くん増田さんの話に『NEWSニッポン』には当時のジャニーズJr.の声が入っているとの情報が。女子の声じゃないの?←適当。)

改めて聴くと、けっこうファンパート多いですね。ファン参加型曲なんだなー。

 

 

Stand Up -Represent NEWS Mix- (初回盤B収録)

オリジナルは『希望~Yell~』のカップリングに。

聴きやすい曲ですね~。エバーグリーンなポップスっていう雰囲気。リズムが良いのかな。サポーターの声援っぽい声が入っていてサッカーっぽい!あってる!と思いました。

「真新しい」ではじまるパートがちょうど4つあって、一人ずつ歌う見せ場になっているところがちょっとした運命的なはまり方。

こちらもファンパートがけっこうあるような。しかもなかなか高音…汗

 

今回のRepresentの曲はどちらも一緒に歌いたくなる軽快な応援歌。サッカーの日本代表を応援したい気持ちで『BLUE』を買った時に、一緒に入っていたらすごくうれしい選曲に違いない!秋からの運動会にも使えそうですよ、先生方。

 

 

夜よ踊れ (通常盤収録)

来ました、ワンナイト~!制作陣は…と検索してみたら、すでに詳しく書かれていらっしゃる方がいたので、もしご覧になっていない方がいらした場合は、ぜひ調べていただければ。ありがたや…。

個人的に、初聴きでは無性に昭和を感じました。なんだかルパン三世っぽいな、と。ラッパとベース音のせい?ジャジーな感じがそう思わせるのかも?それに、詞に「摩天楼」「天井桟敷」「ネンネ」などの時代を感じるワードがあるし、言い回しとか題材もなんだか昭和だなと。セリフがあるところも。でも、そこにラップが入ってくるのがおもしろい。詞にも「IDK」「HACK」とか?現代っぽい用語も入ってます。古今東西のいけいけ()ワードが入れ込まれたかのような挑発的な曲。

ちなみに「天井桟敷」って有名な何かがあった気が…と検索かけたら、寺山修司主宰の劇団でした。寺山修司については、嵐の松本さんが舞台をやった『あゝ、荒野』の著者と言ったら伝わりやすいのかな?私は読んだことないんですけど←。あ、増田さんが『装苑』に初登場した2017年5月号の特集「東京NEWアンダーグラウンド」でp32-33に「アンダーグラウンドの本質 1960年代『アンダーグラウンド』とはなんだったのか?」という記事があり、寺山修司についても解説があります。(今、読んだ。)お手元にあるかたは是非ご覧ください。*6 

で、『夜よ踊れ』は「現代のテンポに天井桟敷が活躍した時代の雰囲気をMIXしたらこうなる」的な曲なのではないかと感じました。この時代への私の勝手なイメージなのですが。言葉選びや曲の濃ゆい雰囲気が、なんとなく。当時の若者は熱気の中で色々と創造性を発揮していたわけだから、この曲ほど退廃的だったり享楽的だったりはしなかっただろうとは思いつつ。時代の一面、みたいな?(今聴き返したら、そうかな?っていう気もしてきたw 一つの見方ということで。)

とにかく見せ場が豊富なエンタメソングです。展開がめまぐるしい。少なくとも1回聴いただけでは消化しきれない。これがクセになるというヤツか…。 

まず、手越くんで早々にノックアウト。なんスか、すごくないスか、この人、ってふれ回りたくなる。「だるいジャズの」が特に好き。あとマリアのくだりでまた圧倒される。「聖母なんかいやしない」のところとか、気持ちいい。言っちゃうんだね、という意味でも気持ちいい(笑)

小山さんの入り方はおもしろい。「tic tac」とかリズム的役割だったり、クールな役回り。アクセントになってます。

加藤さんはwow…で口笛入るところ好き。ただ、セリフはどうしても笑っちゃう。たぶん真顔で聴くと要領オーバーだから、笑いスイッチが入っちゃうんだと思うんだけど。だってね、あえての”くささ”も演出されていると思うんです。”書生”感がすごい。だから笑っちゃうのも、この場合失礼ではないはず…と私は思っています。でもライブで聴いたら笑えないかもw

増田さんも盛りだくさん。特に、ブリリアントの発音におおぅ、となり、「ROAR!!!!」のところでギャーーーーーーーー・・・・・・・ってなるかなぁ。最後の「Moonriver」も?良いですよね~。(増田さん風に。)

曲のキャラが濃い。濃さが爆発している。この曲の濃さを、さらに掛け算しているNEWSの表現力バンザイ。

そして、とにかく艶っぽい。ルパンの峰不二子気分で聴くのが吉かなぁと思いました。「あら、がんばってるのね。カッコつけちゃって…かわいい。クスッ。」みたいな。(不二子ちゃんか?)大人の余裕?をもって(笑)ウソです。できないです。

 

 

ということで、クセが強い『BLUE』収録曲の面々でした。

特に通常版は、切実で熱い日本代表応援歌→気持ちがあふれ出すラブソング@m-flo(違う)→破天荒で艶っぽいワンナイトwithルパン(違う)、とアイドルの幅とNEWSの表現力の幅を見せつけられます。

 

 

各曲の「青」

ここからは「青」をキーワードに各曲を見ていきたいと思います。

『BLUE』の青

SAMURAI BLUE」っていうのがサッカー日本代表の愛称なんだそうですね。2006年から使われているそうです。*7 ユニフォームの青の印象が「SAMURAI BLUE」という愛称につながって、さらに「青」=サッカー日本代表として定着したっていう流れだとか。ちなみになぜ青なのか、については、不明だそうです。意外にも。

Q.日本代表チームのユニフォームはなぜ青なの?

「日本の国土を象徴する海と空の青」と一般的に考えられていますが、実際は後になってつけられた理由で、なぜ青なのかということは文献が残っておらず不明です。*8 

2018年の代表ユニフォームは「勝色」と刺し子をイメージしているとのこと。「勝色」は藍染でできる色の一種。色を濃くするためにたたいたことにその名前の由来があるそう。藍染は「ジャパンブルー」なんて言われたりもするみたいですね。*9 増田さんが装苑7月号でデニムのカスタマイズ企画をやってますが、デニムも藍染!(ただ、入れたいだけの情報。)

 

Cascade』の青

Cascade」って聞いたことはあったのですが、バンドか?馬か?って感じで*10 意味は知らずにいました。ちらと調べてみたら、「滝」という意味なんですね。段々になっている滝、のようです(検索情報)。そこで、詞の内容についてもなるほどと。そうか、「溢れた Stardust」が「大海原 目指して」「今 流れ出した 君へと Straight」であり、「大波に のっていけ」「激流となって 君へと Straight」なのですね。サビに入るノイズっぽい音には、波が障害にぶつかりながら進んでいく様を思い浮かべ、曲のアウトロでザッパーンとなる音は、最後の「Barricade」を突破したようなイメージがもくもく。君に気持ちは届いたのかな?

思い描けるビジュアルもきれい。NEWSの定番、星や宇宙イメージも入るので、「溢れた Stardust」には天の川とか流れ星、流星群が思い浮かんだり。

もし、シングル『BLUE』が「青」がテーマになっているのだとしたら、『Cascade』は水の青。海とか波とか滝とかオアシスとか…水ワードが出てくるので。いかがでしょうか。

 

『夜よ踊れ』の青

直接的には「Blue Monday」って詞もあるけど、他にも夜の闇の青もあるかな、と。

 

他には、全曲を通して「青臭さ」のようなものも共通するのかもしれないと感じました。「青臭い」って否定的に使われる言葉だけれど、ここでは良い意味で。不可能に近いことを信じて立ち向かい、気持ちから目をそらさずにまっすぐに、権力や正義に巻かれず自由と情熱を楽しむ、そんな。大人でありながら「青さ」を自覚的にもち続け、充分に大人だけどあえて「青さ」取り戻してみる、一周回った「青さ」って感じでしょうか。わかったようなことを言うつまらない”大人”ではいないぞ、的な。『夜よ踊れ』との結び付け方はちょっと強引かもしれませんがw 

 

そして、ウルトラマリン

…とつらつら「青」について書いてきましたが、『BLUE』のCDケースの裏などに「ULTRAMARINE」とあるんですよね。

ULTRAMARINE

US

  SPIRIT

  SHOUT

って。シャレとる。

中でも、ウルトラマリンが気になる。他はその理由がイメージできるのですが。

ウルトラマリンは青色の一種です。色々な青の中から、あえてウルトラマリンを指定してきた理由が何かしらあるのではないかと思いました。

色名の由来から?

「瑠璃という青い宝石は仏教では七宝の一つにあげられ、インドから海を渡って日本に来たが、ヨーロッパへは青い石の意味のラピスラズリという宝石として渡来した。その青色は海の彼方から渡ってきたという意味でウルトラマリンと呼ばれるようになった。」*11 とのこと。

『BLUE』では、世界的なスポーツであるサッカーとか、世界中から選手が集うワールドカップとか、海を越えて臨む日本代表とかをイメージしているのかな?と。

Cascade』では、「青」が水のイメージだとしたら、水つながりと捉えられるかもしれません。アートワークも水彩画っぽい。

貴重な色だから?

さらに「この石からつくられた顔料は最上の青とされ、聖母マリアの色になった。」*12 とのこと。なんせ原料はラピスラズリ

『BLUE』では、青は青でも特別で高価で手に入れるのが難しい”青”というイメージを、日本代表になることやワールドカップでの勝利の難しさに重ねたのかも、と。青の中の青、として。

『夜よ踊れ』では、キーワードとして登場する”聖母マリア”に関連しています。ほほう。

 

いやー おもしろいですね~。

ということで、ウルトラマリンを入れたのはこんな理由かなーという妄想の切りがよくなったところで、終わります。 

 

あと!全体に共通するのは、攻めの姿勢!ってことで、このタイトルに。

SPIRITSHOUTだものね。

NEWSの攻めの姿勢がこれからも見られることを期待しています。

 

tower.jp

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BLUE(通常盤)

BLUE(通常盤)

 

 

*1:オペラ『アイーダ』の中の『凱旋行進曲』という曲なのですね。

*2:すみません、話は全然知りません汗

*3:アルバム『EPCOTIA』収録

*4:アルバム『EPCOTIA』収録

*5:後で確認いたします…

*6:サブカルについては、風間くんが出演していた宮沢章夫氏の講義番組『NHK 戦後サブカルチャー史』(サブカルチャー年表 - ニッポン戦後サブカルチャー史/NHK)を飛ばし飛ばし見ていたくらいの知識しかなくて本当に恥ずかしい…。あ゛あ゛あ゛。もだえ。寺山修司についても、かろうじて『われに五月を』を読み、マームトジプシーの藤田貴大氏が手がけた『書を捨てよ町へ出よう』や他の舞台を少し見たことがあるくらいかな…。まとまった知識は皆無です。

*7:ドキュメント|JFA|日本サッカー協会

*8:こちらもドキュメント|JFA|日本サッカー協会

*9:日本の伝統色と刺し子にインスパイアされたサッカー日本代表の新ホームユニフォームが公開 | HYPEBEAST.JP 外務省 - 【Japan Video Topics】ジャパンブルー...

*10:世代。

*11:『色の名前事典507』福田邦夫著、2017、主婦の友社、200p

*12:同上

少し憂鬱でいたい、雨の日の8曲

梅雨ですね。*1

私のポータブルオーディオプレイヤーには雨に関連する曲を集めたプレイリストがあります。

その中でも、今回は少し憂鬱な気分にフィットする曲をピックアップしてみました。

雨の日の過ごし方は様々。雨に負けずに活動的に過ごしたい日もあれば、雨なのを良いことに物思いにふけりたい日もある。今回は後者です。

選曲にあたり一つ注意したのは、激しく憂鬱な気分にはならないこと。少し憂鬱というライン。この加減はあくまで私の独断なので、人によっては「憂鬱でもなんでもないじゃないか」とか「この曲、めっちゃ凹むんだけど」って人もいるかも。あくまで私の今の感覚なのでよろしくです。

 

 

 『雨の日と月曜日は』カーペンターズ / “Rainy Days and Mondays”Carpenters 


Carpenters - Rainy Days And Mondays

イントロから憂鬱な雰囲気をかもし出してきます。

1971年に発表された曲だそう。私が知ったのは、たぶん親の影響。タイトルのイメージで、漠然と、雨の日と週のはじめは憂鬱だという曲だと思っていました。そりゃ、憂鬱だよね、と勝手に共感して。

だけど、今回改めてちゃんと聴いてみると、この曲で感じる憂鬱はもっと重いな、と。(もちろん雨の日と月曜がこの曲ばりに憂鬱な方もいるでしょうが。)

それで歌詞を調べてびっくり。仕事や学校が嫌だとかいう内容じゃなくて()、愛の歌でした。すごく大人な。手に入れたはずの愛に感じる憂鬱。生暖かい惰性とそれを苦痛に感じてしまう自分と。これはなかなか。気になる方はぜひ調べてみてください。

けれどたとえ詞の内容を知らなくても良いのには変わらない。私もずっと知らずに聴いてきましたので。

 

『雨のステイション』荒井由実

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こちらも大定番。荒井由実時代に他にも好きな雨の曲はあるのですが、今は6月なのでこちらを。

過去になってしまった人を断ち切れず、一人動き出せずにいる。ひたすら切ない。でも悲壮感はなくて、やわらかです。少しの後悔と期待とあきらめとの間を揺れ動く心。次の何かに動き出す前に、自分の中でちゃんと終わりにできるまでやりつくしたい、のかな。

絵に描いたような憂鬱。悪い意味ではなく、多くの人に共感される曲だろうと。共感されるのに凡庸ではなくて、いつでも鮮やかな印象。

 

『ばらの花』くるり


くるり - ばらの花

私にとって世代の一曲。雨に似合うピコピコ感。淡々と刻むリズムが、しっとりしすぎず絶妙です。

詞もすてき。詩的。「ここが良い」と書こうと思ったら、どこを切り取っても良かった…。

二人の関係はどうなっていくのか。胸が痛むなら、まだ?

SUPERCARフルカワミキさんがコーラスで参加しています。どういう経緯だったか、友人に誘ってもらったくるりのワンマンライブにフルカワミキさんがゲストで現れて、生『ばらの花』を聴くことができたのが、今でも心の中の自慢です。←

 

 『髪をほどいて』bird

髪をほどいて

髪をほどいて

  • bird
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
髪をほどいて

髪をほどいて

  • bird
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

作詞はbird、作曲は元キリンジ、現KIRINJIの堀込高樹さんです。ラジオで偶然流れたのが初聴き。そこで「絶対キリンジ!」となったほどにキリンジ(兄)節。

前の3曲とは少し雰囲気が変わって雨足が強くなっていくイメージ。詞にも「スコールが来る」と。(視聴部分がずれているので2種貼ってみました。)

この曲はセクシーだなぁと思います。少し歌謡曲のような、おしゃれ過ぎないところが”生”っぽいのかも。雨に濡れた感じがまた。彼の気持ちをつかみきれない片思い。ほんのり憂鬱だけれど、熱い愛の曲。

 

『陽炎』フジファブリック 


フジファブリック (Fujifabric) - 陽炎(Kagerou)

雨の曲、じゃないかも(汗)タイトル的には雨上がりがメインの曲になるのでしょうか。曲中で雨が降って、そして上がっています。夏のにわか雨のイメージ。今回選んだ他の曲に比べて勢いがあります。

思い出を語る曲。わかりやすいまとまった感情に収束せず、けれど無性に切なくなります。無くなったものと変わらないもの。そうした時の流れに時折ついていけなくなったり、無くなったものがなつかしく恋しくなってしまう自分との葛藤のような。いらだちも感じる気がします。

終わり方も良い。余韻。

 

『Rainning』Cocco


Cocco - Raining 【VIDEO CLIP SHORT】

これまた私の世代のど定番。だいたい定番しか選んでないけど。思春期に聴いてしまったら一生残るんじゃないかなーと思う一曲です。少なくとも、私は、今のところ。人間的にも、その頃とあまり変わっていないもので(汗)この繊細さと激しさにどこかあこがれてしまう。生きるのがきつそうだなと思うのだけれど。だからこそ、想い返す意味がある曲だとも感じます。この曲を聴いても苦しくなくなるのはいつになるだろう。そうはなりたくないと思う自分もいます。

実は、曲のほとんどを占める思い出の中では雨が降っていません。雨の描写は一瞬だけ。そういう詞とタイトルの構成にも惹かれます。

雨に関連した曲には思い出を語る曲の割合が多そう。過去を想ったり、いつもの自分や相手との関係をふとふりかえってしまうような。物思いにふけるのに雨の日は適しているからなのか、活動的になれないために思わず物思いに導かれてしまうのか。

 

『不思議なくらい』おおはた雄一

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選曲した中では、きっと一番やわらかい雨。雨音もしない細かな雨、と歌われていますので。曲も終始やわらかです。

まずイントロがすごく好き。雨だなぁ。リンク先の視聴でイントロから聴くことができますので、ぜひ。

この曲は、詞としては今回選んだ他の曲ほどは憂鬱ではないと思います。ただ、なんとなくぼーっとさせられる。暗い気持ちになるわけではなく、つつまれていくような。心地が悪いわけではないのだけれど、閉じこもっているような。以前取り上げたマンガ『小さなお茶会』に「雨の日ってゼリーみたい…」というセリフがあるのですが*2、私の中ではそういう雰囲気を感じる曲です。

当時タワレコで視聴して購入しました。良い買い物をした。ちなみにこのアルバムの中では『おだやかな暮らし』が一番有名なのかな?クラムボンがカバーしています。

 

『Little Girl Blue』Laura Mvula / Nina Simone


Laura Mvula - Little Girl Blue (Taken From 12 Years A Slave OST)

Little Girl Blue

Little Girl Blue

  • provided courtesy of iTunes

繰り返しカバーされてきた名曲のようです。元々はミュージカルの曲だとか。それを様々なミュージシャンがアレンジを加えながらカバーしてきた模様。1曲目のカーペンターズや、ジャニス・ジョプリンなども。

私は、今年に入ってラジオで一聴き惚れした新参者です。聴いたのはLaura Mvulaバージョンでした。ピアノと歌声に心つかまれて。

Laura Mvulaバージョンは映画『それでも夜は明ける』のサントラに収録されています。映画を見ていないのだけれど、どういうシーンで流れるのかとても気になる。

そして、このピアノアレンジの元になっているのがNina Simoneバージョンのよう。Nina Simone自身のピアノ演奏にのせて歌う映像が見られました。(公式じゃないようなので貼れませんが。)Nina Simoneバージョンは叙情的なピアノがとても好き。Laura Mvulaバージョンのピアノは少し抑え目で美しく、Nina Simoneバージョンのピアノはエモーショナルで心乱されます。声も独特。好き嫌いが分かれそう。

あと詞も絶品だなぁと。曲だけでなく詞も美しい。つまり総合的に美しい。こんなやさしい音にのせて歌っているのに、さらりと絶望的です。曲の雰囲気に救われて、不思議なバランスが取れているような気がします。*3

 

 

以上、少し憂鬱でいたい雨の日の8曲でした。

他には宇多田ヒカルさんの『真夏の通り雨』を入れるか迷いましたが、個人的にこの曲は憂鬱どころじゃなくて、心えぐられるので入れませんでした…。楽しい雨の曲にも好きなものがあるから、ちょくちょくためて行こうかな。

容量が少ない自分のポータブルオーディオプレイヤーのプレイリストから選んでいるから、客観的ではまるでなくて、自分の記憶や気持ちとつながってきた選曲になっているかと思います。私がJ-POPやJ-ROCKと言われる分野で育ってきたこともあって、全体的にメロディアスかな。リリース時期もわりと限定的かも(笑)

あと、どこか甘い雰囲気のある曲が集まっていました。エネルギーが発散されぬままに鬱屈して留まっているような、モラトリアム状態のようにも感じます。こうした状態を経ることだって、意味のないことではないはず。

片よりまくりではありますが、物思う日に聴いてみてもらえたら幸いです。

 

 

*1:…と書き出したのに、関東は今週お天気がもつみたいだし、沖縄はもう梅雨明けに。タイミング(汗)

*2:猫十字社小さなお茶会・完全版 第1巻』p44、2004、扶桑社

*3:ちなみに、しばらくはNEWS増田さんのソロ曲『Thunder』の後に聴いていました。『Thunder』で傷ついた心を受け止める曲として(笑)希望があるわけじゃないけど。落ち着く。あの、この記事はNEWSのあれこれをかけているわけではないですから!むしろNEWSのことがあってアップするタイミングを逃したのだー(八つ当たり)私自身、前の記事では凹みまくっていますが、今は復活しているし!←

試されるワタシ

やっぱり結局もんもんとしている。自分の気持ちがゆらゆら右へ左へ上へ下へ落ち着いてくれない。

自分がどういう視点でこの事態に対処するかが定まらない。一ファンとしてなのか、一大人としてなのか、一一般人としてなのか、一人間としてなのか。

彼らとの距離のとり方も定まらない。彼らを個人として見るか、人間一般として見るか、大人として見るか、社会人やプロとして見るか、芸能人として見るか、アイドルとして見るか。

ごちゃ混ぜになって、まるで収拾がつかない。

 

彼らのダメだったところを上げようと思えば上げられる。「~すべきでなかった」「~を配慮すべきだった」「~の意識が足りなかった」「~は一般常識からは外れている」…等々々。

そう糾弾するのは、裁くのは、ファンとしての私なのか、社会人としての私なのか、一般人としての私なのか、人間としての私なのか、それによっても様々に心が動いた。

どこかに自分の軸足を置いて、どこかに彼らとの距離感を固定して、そうして考えられたらどれほどすっきりするだろう。

でも定めたところで、それではどうしても”本当”にはならないように思える。ウソではないけれど、本当でもない。居心地が悪い。

 

それに、それをはじめようとすると、そもそも論になってしまった。そもそもアイドルがキャスターをすることをどう考えているか?そもそも芸能人にどこまで求めるつもりか?そもそもリスクマネジメントはどこまで可能なのか?とか。そうすると、彼らの仕事の幅をどんどん狭めて息苦しいものにしていくか、あるいは、割りきりまくってラインを引きそれ以外は期待しない、という結論に行き着きそうな予感がした。どちらになるのもなんだか嫌だった。

 

まとまらない。自分のスタンスが。私はなんでこうなんだろう・・・と自分自身の在り方に迫られるのもきつかった。仕事でもないのに、こんなに時間をかけて、話したこともない”アイドル”のことを考えている自分ってものに嫌気がさしてきた。全てほっぽりだしてしまおうか。シャットダウンしてしまおうか。忘れてしまおうか。さもなければ、わりきってスタンスを決めてしまって、それ以外は考えなくした方が楽なのかなとも。

 

こりゃ「試される大地」ならぬ「試されるファン」だ…ってのが、心の中でプチヒットした。

つら。なんで試されにゃならんのだ。

 

これまでの数々の事態を乗り越えてきたファンの人は本当にすごい。今回のことは彼らがそれらを乗り越えてようやくじわじわと安定期に入りだし、15周年のお祝いもひかえ、期待がふくらみまくっていた矢先の出来事だ。だからこそ失望感も怒りもやりきれなさも果てしない。

そして彼らだってそれは同じはず。いや、彼らの方が。だから、自分の行いによって仕事もプライベートも人格さえも攻撃にあっている人を、あえて私が攻撃する気にはとてもなれない。

自分の気持ちを吐き出すだけでも、それは攻撃になる。いい。吐き出していい。ものすごく傷ついた人が吐き出すことで少しでも楽になれるなら。だけど私は荒い言葉をぶつけなくてはいられないほどには、ファンとして哀しいことかもしれないけれど、傷ついてはいない。

じゃあ諭してみる?それもいい。それは彼らを信じていたからだ。期待していたからだ。それか、今も期待しているからだ。きつく言わないことは、彼らを堕落させるのだろうか?でも、やくざな生活している私には社会人として述べられる言葉もない。

 

結局、前2つの内容も中途半端になっていると思う。自分の立場も中途半端だから。ファンとしても大人としても。

もっとしっかりした人間でいれたら、しっかりした熱いあるいは冷静な言葉をつむげたのかもしれない。自分にもがっかりしている。

でも、それが現状の自分。今はあまり無理をしたくない。逃げかもしれないけれど。

 

前回書いたときには少し整理できた気がしたのにな。けれど、色々な人の反応に触れて、再び頭の中が混沌としてきた。しばらくは揺れまくっていることでしょう。それが正直なところ。定まるまで無言を貫くということも考えたけれど…とりあえずここに記録します。