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キラキラの方へ。

しがないミソジのゆるふわ雑記

きのうよりも あしたよりも 今の君が恋しいから : Represent NEWS Mixについて(後編)

タ、見た!!!

 

さて、前半記事の最後に、正直に言えば、4人バージョンならば4人の顔が曲から直に思い浮かぶようになるうれしさがやっぱりどうしたって存在することをぶっちゃけました。素直に言ってしまえば、これ、うれしい理由のかなり上位。そして、これが事態の複雑さを生み出しているのだろうとも思うわけです。

でもね、4人になってからのファンでも、色々複雑な感情があるだろうことは理解できます。全く同じ体験というわけにはいかなくても、ん十年生きてくれば気持ちをわかちあえるような経験はあるわけだから。

 

【複雑な気持ちを推測してみる】

★バンドに対する経験に置き換えてみる

バンドの場合はたいていボーカルが1人なので、あまり歌い手が変わるということはないけれど、でも少しはある!自分の中で衝撃が大きかったのはキリンジの件かな。

キリンジについてご存じない方も多いと思うので補足しますと、キリンジとは堀込兄・弟によるバンドで、2013年に弟が脱退し、その後兄が他のメンバーを迎えて”KIRINJI”として活動しています。2人とも作詞作曲をしており、キリンジの頃には弟がほとんどの曲のボーカルをつとめていましたが、兄が歌っている曲もあります。*1

私も、例えばキリンジの大好きな曲がKIRINJIで再録されたら、多少複雑な気分になるかもしれない。*2 でも、弟ボーカルの曲は弟の声で一度完成されているので、別に気にしすぎることはないかな。KIRINJIアレンジが良いものになったからこそ再録するのだろうし、それはKIRINJIらしさが出た曲になるだろうと思うのです。だからキリンジ時代がどうこうされるとは思わないかなぁ。むしろ大好きな曲がどんなアレンジをされたか聴きたくなるかも。カバー曲を聞くのと似た気分。それにどちらも現役で活動しているので、過去にこだわり過ぎる必要はないと思ってしまう。*3

NEWSにはNEWSの特有の歴史があるし、単純にキリンジと比べられないけれど。キリンジに対しても、ちゃんとしたファンの方からしたら、もっともっと複雑かもしれないし…。

KIRINJI

堀込泰行

www.youtube.com

 

★全く違うイメージを重ねてみる

この感覚に似ていて、なるべく想像しやすい状況を考えてみました。ふざけてない、ふざけてないよ。汗

A)卒業

再録 ≒ 愛しい学生時代は記憶に残しつつも、社会人として新たなステージで生きていくという表明。

NEWSのメンバーは卒業していく人々で、ファンは下級生ポジション?

下級生的には、学生の頃の記憶がうすれていくかのように、先輩が新しい世界に行ってしまうのがさみしい、という気持ち。新しい場でがんばる先輩を応援したいけど、思い出のある部室はそのままにしておきたい、荷物は片付けに来ないで、模様替えしないで、みたいな…。

B)失恋からの新たな恋

再録 ≒ すっごく好きだった人への失恋から、次の恋へと踏み出す決意。

付き合っている2人は同じ仲良しグループに属していたという設定。NEWSは失恋した本人で、ファンは同じグループに属していた友人ポジション? 

友人的には、互いに好きあっていた頃の2人は見ていて幸せだったし、あんなに相思相愛だったのにどうして??というもどかしい気持ちもある。一緒に遊んでいた頃がとても楽しかったし、もう2人と同時に遊べないことがさみしい。どうにか2人が別れてしまったことは受入れたけれど、え、もう新しい恋しちゃったの?ちょっとまだ相手を紹介しないで、こっちの気持ちが追いつかないよ、元彼女も大切な友達だからその気持ちを考えるとまた複雑、的な…。

(やばい、やっぱりこの例え話は怒られそう。ごめんなさい。もっと傷ついた状況があるのだものね。あくまで状況をかみ砕きたいがための例え話です。)

 

似てる気がした両状況に共通しているのは、”記憶”の大切さと新たな”旅立ち”のイメージ。ファンが抵抗感を感じているのは、”記憶”から”旅立つ”こと、なのかな。

誰が、”記憶”から”旅立つ”ことに抵抗を感じているのか?→NEWS自身・世間・過去を共有していないNEWSファン・過去を知るファン・自分自身

卒業にしても新しい恋にしても、そういう気持ちに彼らがなれたことを単純に喜ぶことができないさみしさが、4人になる以前からのファンの方にはあるのでしょうね。彼らと思い出の一部を身体的に共有しているのだもの。一緒に抱えた深い傷を、彼らだけが治癒していくようで、置いていかれる感じがするのかしら。…難しいものだな。

彼らこそがそうした記憶を一番大切に心の奥にしまっているのだろうということは、心ではわかっていても。だからまた苦しいのかも。

 

★でも結局、メンバー脱退の有無や再録だけには限らない気もする

嵐ファンにだって、○○時代が良かった、変わっていくのがさみしい、っていう方はいるものね。今の□□はつまらない、△△が復活すればいいのに、とか。そういう気持ちが生まれるのはしょうがないものなのだなぁ。

 

ファンが彼らを引っぱったり、彼らの方がちょっと先に進んだり…色々するね!でもさ、NEWSの場合は元のメンバーを含むそれぞれがそれぞれの現場でがんばってるんだもの。逃げ恥じゃないけど、みんな生きて会えるんだから幸せなことだよね!とかってまとめると白々しいかな…。

 

【彼らの言葉を聞いてみる】 

彼らが話してくれることで、すっきりする想いもあるだろうと。直接会話をすることは難しいけれど、彼らが発信してくれる言葉から色々受け取れればと思い、再録に関する言葉を書き起こしてみました。↓ 順番は公表順。(もれがあったら申し訳ない。)

『増田貴久 MASTER HITS』@2017.1.6

(質問を受けて)「どういういきさつなんですかってことですけど、ま、いきさつ的にはなんかあの、コンサートとかでも、まあ前にね、こう6人時代とか、その前とかの曲を、コンサートで今の4人バージョンで色々こう歌いついでいこうみたいな、コンサートではやってたんですけど、なんか改めてこうCDという形で、過去の曲たちも、だから僕らが今、これからもずっと歌い続けていくよっていう守っていくよっていうメッセージもありつつ。そういうのやりたいね~っていう話はず~っとしてたので、ま、こう少しずつ、またこういう次の機会にもね、またできるだろうし、まあねその前のバージョンていうのももちろん、もう今CDとして残っていて大切にしているわけですから、それプラス、今こう4人バージョンみたいなものも作って、なんかそしたらまたコンサートで聴く感じとかもちょっと違ってきたりとか、するかな~と思いますし、まあこう大切に思ってる曲なのでね、しっかり歌いたいな~と思って、歌わしてもらったんですけど。まああの、改めて今回レコーディングして、もうだから何年も前なんですよね。実際ほんとにこの曲を初めてレコーディングした時ってのは何年も前にレコーディングして、でコンサートでも何回も歌ってってなってきて、で、改めて今回レコーディングします~ってなった時に、すごい難しいんすよ、歌うのが。この曲の今オレが歌う正解がわかんないわっつって、ずっとレコーディングの時に、なんだこれライブバージョンっぽく歌っちゃってる自分がいる、みたいな。なんかこれ難しいなぁ、って。あってるぅ?みたいな。やぁ、全部合ってるんだけど、みたいな。全部合ってるし、こうステキに歌えた、かっこよく歌えたとかなっても、なんかこの、これちょっとも一回やっていい?みたいな。も一回ちょっとつるっと歌ってみるわ、みたいな…感じでね。なんか『さくらガール』の落ちサビとかも、そうなんか当時歌ってた感覚と、今歌ってる感覚と、ライブで歌う感覚とみたいな、たぶん全然違ういろ~んな感覚があって、コンサートで歌ったのがありきのレコーディングってなると、なんか難しいなぁと思って、歌うのが。っていうのがありましたけどねぇ。まあでも、今ならではのこう歌ってのをね、しっかりレコーディングさせてもらいましたので、そちらも楽しみにしていただけたらなと、思っております!」

 

加藤シゲアキ『SORASHIGE BOOK』@2017.1.15

「『I・ZA・NA・I・ZU・KI』と『さくらガール』にしたのはいろんなメンバーのたぶん意見とか、まプロデューサーの意見もあったんですけど、そうやっぱいろんな人気な曲を4人で改めて。ま、けしてね、過去の今までの歌を否定する訳じゃなくて 、4人で、も一回改めて録り直して聴きたい人もいるんじゃないかな、ということですよね。ん、やっぱりライブでしか聴けない歌割っていうことも、あの、あるとは思うんだけれども、もうせっかくならば人気、例えば4人になってからのファンという方もたくさんいるとは思うし、まあ、なんか二つ聴けるっていう意味でいくとね、ま、リマスターくらいの感覚で聞いてもらえれば良いと思うんですけれども、ええ、4人の『さくらガール』『I・ZA・NA・I・ZU・KI』聴きたいという人もいるんじゃないかということで、ま、こういう試みを、ま、ちょっとね反応を見つつ、まあ良ければまたいろんな曲で、ええ、4人バージョンていうかね、ま、再録というか、4人バージョンっていう言い方もそうだけど、それだけじゃなくてこう、大人になったNEWSの声で、っていうところもちょっと一つあったりすると思いますね。うん。まあ楽しんでくれれば。うん。こういったらなんだけれど、やっぱ6人のしか聴きたくないっていう人はそれも一つだと思うし、ま、いろんな実験的に僕らも試みで、せっかくなのでパフォーマンスしつつ届けられたらなと、こんな風な試みもちょっと企画してみました。楽しみにしていてください!」

 

『テゴマスのらじお』@2017.1.25*4

増「『さくらガール』『I・ZA・NA・I・ZU・KI』ね。これ、ま曲選的には、まあ一応時期的なものでこの曲を選ばせてもらったんですよ。」手「そうね。」増「桜の季節と、ま、月、今回『EMMA』にちょっと月が出てくる、」手「はいはい」増「月っぽいね、そういうね話だったりするので、『I・ZA・NA・I・ZU・KI』にしようっていう、それはプロデューサーさんが」手「あ、そうなんすか」増「そうなんですよ」手「へぇ~今知ったわ」宮「あら、まあ」増「なんか、時期的な。なんかでもその、ま、今後ね、こういう風に少しずつこう自分たち、今の、今のねNEWSバージョンていうものをちょっとずつ増やしていければね、」手「なるほど」増「またおもしろいんじゃないかっていう」手「はいはい」宮「すばらしい」増「ことですよ。」手「なるほど」増「ま、だから今回2曲やりますけど、またね、今後も」手「あるかもしれないね?」増「そうそう、あるかもしれないよっていうこと。」手「うん」宮「楽しみです」増「それがいっぱい増えてくっていうのもまたいいことかなって。」手「はい」増「ま、今回は2曲入ってますんで。」手「そうですね」増「楽しみにしていてください!」手「は~い!」*5

 

 『TV LIFE』2017.2.1発売(首都圏版2/4→2/17)でも話題になってますね。

小山 僕らもファンの方たちも好きな曲なんだけど、今回は季節的なものもあってこの2曲になったのかな。

手越 ライブでやると反響も大きいし、喜んでもらえるんじゃないかな。

~中略~(声が元の歌とは変化しているという話から…)

小山 声の変化と同じで、ファンの人も年齢を重ねて曲の感じ方が変わるかも。

加藤 今のNEWSしか知らない人にも、前の曲を知ってもらうチャンスだしね。

小山 できれば今後も続けて、こういう曲がもっと増えればいいなと思う。

※小山さんと手越くんの言葉があまりピックアップできてなかったので、補足。もっとたくさん話されているのだけど、今販売中なのでがっつりした引用は避けます~。

 

「過去の曲たちも、だから僕らが今、これからもずっと歌い続けていくよっていう守っていくよっていうメッセージ」「けしてね、過去の今までの歌を否定する訳じゃなくて 、4人で、も一回改めて録り直して聴きたい人もいるんじゃないかな、ということ」「4人になってからのファンという方もたくさんいるとは思うし」「今のNEWSしか知らない人にも、前の曲を知ってもらうチャンス」というようなところが、話してくれている中から感じられる動機?

彼ら的には24時間TVを通して4人のNEWSとしての世間の認識もでき、機が熟したということなのかな。また、両曲とも4人での初ライブから歌っていた大切な曲であると同時に、4人のものとしても形になったという自信があるのでしょうね。

 

 

なお、正直に言うと(第二弾)、今回の件でファンとしての距離を感じてもいます。当時の記憶がないので、そんなことがあったのか、そんな風に理解されてきたのか、と情報として知る程度。自分のこととして記憶に埋め込まれている方とはどうしたって思い入れが違う。NEWSにとって大切な時期のことをいつまでたっても情報でしか知りえないんだな~と思うと、それは逆に4人からのファンの方がさみしくもあるのです。だからこそ、4人になってからのファンを積極的に受入れてくれる態度を発信してくれるのがうれしい。(え?重い?いや、軽いよ私は。チカラウタ見逃してるくらいだから。…。)

 

ちなみにコスパのお話だけどね、私はコスパ良くできて、いい曲をいっぱい出してもらえるならそれも一つアリなんじゃないかと。今回は特にドタバタだったみたいだし、過去の曲で歌いなれているならきっと工程的にもスピーディーにいって、完成度も高くなる。どこかのコスパを良くできれば、他のところにお金をまわせるかもしれないな、とも思いますしね。色々な攻め方を試みて良いのではないかな~と。経済を語れるような知識も経験もない人間が言えることではないかもですが。

しかもね、コスパ以上、新曲ではないマイナスを補填する以上、むしろ+αあるかもくらいの魅力がNEWSの再録にはあるのではと思っているので!!!

それに、再録ってちょっと違った視点で話題になるよね!NEWSの歴史に触れずにはいられないからグループの特色を印象付けられるし、過去の名曲を再認識してもらえるし、成長した歌声を聴かせて歌唱力のあるグループということも感じてもらえるし、一石三鳥くらいじゃありませんか!?(←楽観的)

今後は隔回くらいで初回カップリングに数曲4人バージョンを入れていっていただき、15周年あたりで再録アルバムを出す、ということでいかがでしょうか?(←誰に)

 

とにかく今は聴けるのが楽しみ。大人の声でドラマチックに聴かせて欲しいと思っています。意外にもさわやかでソフトな歌い方だったらどうしよう…笑。増田さん頼む!!

それにしても、いつまでもファンを驚かせかき乱し安心感を抱かせないとは…にくいねっ、NEWS!!!以上!…すみません、疲れきったため変テンション。

 

 

タイトルはスピッツの『恋のうた』より。こんなファンでいられたら幸せなのかも、なんてね。でも、すれ違いも生きてる人間同士の醍醐味だよね、きっと。(あ、また白々しくまとめました?)

名前をつけてやる | SPITZ OFFICIAL WEB SITE

 

*1:バンドは歌い手が一人の場合が多いし、曲を作っているのがボーカルの場合、ボーカルが抜けてしまったら、残念ながらもうバンドとして別物という認識になってしまいがち。歌において、ボーカルの印象はとても大きいしね。その点、キリンジは特殊な例かと。

*2:未聴なのですが、すでに再録された曲もあるもよう。汗

*3:ボーカルが亡くなった場合はこの限りではありません。

*4:増=増田さん、手=手越くん、宮=宮島咲良さん。これも、みやみやちゃんゴメン!!(汗) ちょい省略気味

*5:「さすが!よくぞこの選曲を!」と一人盛り上がっていたら、プロデューサーさんが提案したとのことで、少々肩すかしな私でした(笑)。うん、まあ、趣味が合うプロデューサーで良かったと思おう。