キラキラの方へ。

しがないミソジのゆるふわ雑記

虹のあなたの空遠く:『NEVERLAND』のソロ曲は愛が重量級

ライブには行っていないので、音源のみの感想ですが、ソロ曲の愛が重いです。満腹。むしろ過多。胸焼けしそう←。アルバム紹介の「絶対的な愛」とはソロ曲のことだったのか…と思うほどです。愛を求めている方には、確実に魅力的な内容であると思います。

私の愛はかなり貧相なので、この厚みで愛をうたわれると、ずずんっと凹みそうになる。ここまでの愛を持てたことがないな、と思い知らされるからでしょうか。

でも、少々寝かせて多少消化し、私にも語り口があるかなと思えたので書いてみたいと思います。(曲を聴いたことのない方には何のこっちゃな内容になってます汗 あと、すみません、アップしてからタイトル変えました!重い→重量級に。蛇足情報。

 

『I'm coming』手越祐也

ほぉぉー・・・お。挟み込まれるささやき声がアクセントになっていて良い緩急。

ギターの緊張感のある刻んだ音からスタート、その裏で鳴るギターの音とからみあう。「聞かせてくれ」前後から動き出して、「快楽に」から流れるようなメロディーへ。*1「イけ」から激しさを増したかと思ったら、最後はスタート時の刻むリズムで緊張感を保っての締め。間奏はギターの独壇場。(イきましたな、これは。)マーティ・フリードマンさんってヘヴィメタバンドのギターだったのですね!ヘヴィメタって超絶技巧のジャンルでしょ?ってくらいしか存じ上げず申し訳ない。*2

何と言うか…VS手越という感じ。戦ってる。ガンガン攻めてやるぜ!しとめてやるぜ!的な。ハンターです。テンション高いーーー。「フー!」の声がきれいで気持ち良さそう。

「本音吐き出してみろ」「どんな不条理な日々だって 忘れるほど抱いてやる」といったところからは、普段は感情抑えめなお相手がイメージされて、ますますエロいですね…って何を言っているんだ私は。

それと、「括れ軋ませ」が美しいと思いました。その他の描写はわりと部分的だったり抽象的な中、「括れ軋ませ」だけ動的で女性の身体の美しさを感じさせる。他には「重厚に(以下略)」も動的だけど、直接的で美しさをねらった描写ではないし…って何を言っているんだ私はⅡ。

それにしても、よく事務所OK出たな!どこを取ってもアレな歌詞じゃないか!美男美女で思い浮かべておくね~。

 

 

『ニャン太』小山慶一郎

小山さんとニャン太くんはとてもいい関係を築けていたのだなと感じました。ニャン太くんの存在は今回初めて知ったし、これまでどんな風に語られてきたのかかけらも知らず想像でしかないのだけれど。でも、いい関係でお別れできたのでなければこの詞は書けないと確信する。それと、きっと「お別れするまでの準備の時間」*3 をもらえたから書けた詞なのかな、とも。19年ということは小山さんの生活に大きな変化があったすぐ後に出会ってそれからずっと一緒だったいうわけで。自分が名前をつけた存在を失うなんてどれほどのことか。「お別れするまでの準備の時間」の中で、目の前の悲しみだけでなく、大切な時間を振り返ることができたのかなと思いました。

私自身は、小山さんみたいなお別れには全くできなかった経験がある。付き合いは短かったし状況は全く違うのだけど、その最期の時には後悔や悔しさやあきらめやらでぐちゃぐちゃな感情になったので、こんな前向きな歌にはとてもできそうもない。だからこそ、こういう歌にできた、19年間もいい関係を築いてきた小山さんはすごいなと本当に思います。

なお、小山さんの心情をおもんぱかることなく言わせてもらえば、素直にとてもいい曲だと思った。こういう雰囲気の小山さん、私は好きです。カジュアルで身近で。ぐっと緊張した気持ちを解きほぐしてくれる。『ORIHIME』と『流れ星』の中間的な疾走感とやさしいメロディー。ヒロイズムさんにお願いした小山さんの感覚はすばらしいです。

 

 

『あやめ』加藤シゲアキ

こってるーーー!と第一声。ダンダン、とリズムを刻むところ、「決して」からの音が厚くなるところ好き。「決して」からの部分が毎回変化していて、まーしゃれている。「空想 夢想」の言葉選びすばら。「紙で」からのラップの始めはもう少し抑え目で低め渋めでも合いそう。「ゴッホ」からのアグレッシブさがさらに際立つ気がする。女性の声が美しい。…とかって感性のみで聴いておこうと思ったのですよ。歌詞にはあまり踏み込まず。しかし…ある詩を思い出してしまった。それが妙にリンクしてしまった。そしてそれをどうしても書きたくなってしまった。…加藤さんめ、私の日曜を費やせというのか。(知らんがな)

まず、私自身がこの曲の歌詞に違和感を感じていたのが発端かもしれません。「あなた」とか「キス」が出てくるもののいわゆる恋愛関係の歌だとは思えなかった。加藤さん自身は「多様性、愛、植物、虹」をモチーフにしたと述べているけれど、*4、「愛」を”恋愛関係”と捉えると「多様性」とのしっくり感がいまいちだった。「多様性」と「愛」がつながるなら、それこそLGBTをイメージしやすいのだけれど、「多様性の歌であって、LGBTの歌ではない」と彼自身が言っているので「?」は増して。*5 曲を聴いているだけの段階では「あなた」という二人称がどうにも他と混ざり合わないマーブルな印象を受けていました。

で、このソロ感想を書くために改めて歌詞を見たのです。そうしたら「夢想の彼方」が最後には「夢想のあなた」になっていることに気がついて。その時に初めて下記の詩とリンクしました。(ネット上では句読点やスペース等が様々な状態で掲載されていて、どの上田敏訳が正確なのかわからなかった!下記は一例です。原典にあたって…。)

 

山のあなた』(カール・ブッセ/上田敏訳『海潮音』)

 

山のあなたの空遠く
「幸」住むと人のいふ。
噫、われひとと尋めゆきて、
涙さしぐみ、かへりきぬ。
山のあなたになほ遠く
「幸」住むと人のいふ。

※読み補足(幸=さいわい、いふ=いう、噫=ああ、尋め=とめ、かへり=かえり、なほ=なお)

 

山のあなた』は中学校の教科書にも取り上げられている詩です。(ちくまの教科書 > 国語通信 > 連載 > 授業実践例 > 第一章 詩)そういえば、と思い出す方もいるのではないでしょうか。私もいつ知ったか覚えていないけれど、日本語訳で有名な詩と教えられた印象が残っています。(カール・ブッセや上田敏について、気になる方は調べてくださいませ~。私自身詳しくないから調べてると気力が尽きそうなため。意味とかもかっとばしますので、解説等を読んで…。こちらはシンプル解説→山のあなた 詩歌紹介

山のあなた』というタイトルだということもあり、「あなた」が「彼方」を意味することはこの詩で印象付けられていて。加藤さんの詞の中で「彼方」と「あなた」は単に韻を踏んでいるだけでなく、「彼方」≒「あなた」なのではないかと、ふと。そしてこの詩において、「彼方」にあるのは「幸」の住む場所です。この詩を想って加藤さんの詞を読んでみると、少し霧が開けた気持ちがしましたので下記に書き書き。

 

「あなた」は恋愛の相手ではなく、「夢想の彼方」にあるかもしれない理想郷を意味するのではないか?

Johnny's webのシゲアキのクラウドで、加藤さんはNEVERLANDと聞いて思い浮かんだこととして「理想郷とか平和」「ユートピア」「ハッピーな世界」「愛の溢れる世界」というキーワードを上げています。それらを、歌詞の「あなた」となっている部分に当てはめて見直すとしっくりくる。「あなた」という自分の”理想郷”が時に見えなくなったりしても、いつでも心に想って、そこに向かって歩いていきたい、と。「今だけは キスしてよ」はふと自分がいる現実に”理想郷”がおりてきた、今ここに”理想郷”が存在していると感じられた瞬間のことを差すのではないかと感じます。あるいは、少し悲観的に捉えるならば、存在や可能性を信じる心が揺らぎそうな時に、今だけは必ずたどり着けると信じさせて欲しい、と懇願しているようにも感じられる。

「世界は 光の地図を求める」も、もし『山のあなた』をベースに考えるなら、「光の地図」は「幸」つまりは”理想郷”への地図(行き方)とも解せます。そして、最後には「世界は 心の奥底にある」となる。地図はいらない、蜘蛛の糸もいらない。探したらどこかに見つかるものではなく、自ら創っていかなくてはならないものだということ。現実に夢は叶うのかも、と思えたという加藤さんの力強さと決意を感じさせる気がします。*6

Johnny's webでのライナーノーツで、加藤さんは『Brightest』の最後の部分について「対 女性ではなく・・・対 神的存在のような・・・」と書いています。光=希望なのだと。「希望」を擬人化しているという解釈。私としては「わからなくはないけど…ちょっと飛躍度が強くない?」(言い方)という印象だったのですが*7、加藤さん自身がソロで「あなた」を”理想郷”(夢や希望)の擬人化として扱っていたのなら、さもありなんと思いました。加藤さん自身が目下そういう思考回路になっていたのなら、他の詞に対してもそういう読み解き方を試みたくなるだろうな、と。それとも加藤さん的には自分のソロの読み解きにつながるヒントをくれたつもりだったのかな?いやいや、そんな意地悪ではないか…。


なおそれに伴い、こういう風に受け止められそう、と思ったことについて、下記。 

あえてのゴッホに思うこと。

「あなた」=”理想郷”という考えに達する前は、「ゴッホも描けないほどの 愛の美しさを あなたと手をつなぎ重ね重ね塗り描いていこう」という部分に何より違和感がありました。「何でゴッホにしたのだろう?」って。加藤さんはゴッホを入れた理由として「あやめ」をモチーフにした作品を制作していたからと語っていますが、それだけじゃ何だか納得できなかった。

まず、ゴッホが恋愛関係としての「愛」を描いた作家とは思えなかったから。ゴッホのことは一般的なことしか知りませんが、目の前の存在の芯をつかもうとひたすら求めた人のような気がしていて。ゴッホが「愛」を描いているとするなら、それは恋愛関係ではなく、この世界の存在全てへの大いなる「愛」だろう、と。それに、この曲の細かく淡い中間色をちりばめたような音にはゴッホは合わないと思いました。ゴッホが出てくると作品の色的にも人間的にも少々熱苦しく感じてしまって(ゴッホのそういうところが良いのですが)、浮遊感とは対照的な人ではないかと。「重ね重ね塗り描いていこう」という部分にはゴッホの一筆一筆の運びの表現を感じてはいたのですが。

そう、「あなた」=”理想郷”という考えに達する前までは。

「あなた」=”理想郷”であると思ったと同時に、「愛」≠恋愛関係。つまり、ゴッホは恋愛じゃなく、やはりこの世界への「愛」を描いている人間として取り上げられていたのではないかと解しました。しかも、ゴッホは現実に理想郷を求めて、作り出そうとして葛藤した人でもあって、その末に同居人のゴーギャンに逃げられたりしています。(適当な知識なので理解が違っている可能性あり。)「ゴッホも描けないほどの」というのは、ゴッホの、そうした理想を求めて得られなかったという面も表しているのかなとも感じました。実際加藤さんのイメージの中でどうなっているのかは知ることはできませんが「深すぎない?」って言いたい。つめこみ過ぎでは?って。(言い方Ⅱ)

さらに思い巡らすと、この曲は音色的には印象派の光の波の様でありながら、完全な客観ではなく*8 内包する個の情熱があふれちゃっている(特に歌詞に)ところも、印象派に影響されながらも新たな表現を開拓したゴッホと重なってくるように思えました。浮遊感のある音にのせるなら、もっとスマートな歌詞を用意することもできただろうに、あえて日本文学を入れてきていたり、「ただ荒野」「歩こうや」や「そんなもんいらねぇ飛んでやらぁ」あたり、妙に良い意味で泥臭い感じの表現を入れていて。「決して空想 夢想の彼方」のあたりや英詩には浮遊感があるのだけれど、語りの部分はあえて地に足を着けているように思えるのです。

ちなみに加藤さんの声も人間味が強い独特の声。*9 きっと加藤さんの声がメロディーになることが、この曲の中で詞と音の関係をより良好なものにしているのだろうと感じました。浮遊感と泥臭い感じをつなぐ、というか。きっとねらって作っているのでしょうが。

 

ただ、「多様性」というテーマについては個人的にはまだなんとなく消化不良。「多様性」については「紙で」から始まる部分に集約されているのだろうと思うのですが、わりとふわっとしているように思えて。人為的なボーダーラインをつくらず、どんな存在も否定しない世界を理想としたいということなのだろうとは思うものの…。*10

んー………。自分が何に引っかかっているのかわからないのですが。特に「ボーダーライン」を「見極める」ことについて、きっと加藤さんがイメージしているものがありそうなのに、ぴたっと来る変換ができないもどかしさなのかもしれません。あ、「多角的な愛」については来週の『SORASHIGE BOOK』で語るそうです!それを聴こう。←

 

 

今回は偶然マッチしそうな題材が記憶にあったので書いてみましたが、これはあくまで私の中でのリンク。*11 加藤さんのイメージの源泉にこの詩が関わっているだろうと言いたいわけではありません。『蜘蛛の糸』とか『オズの魔法使い』とかその他の様々な知識とか、加藤さんの個人的体験とかも当然入り込んでいるだろうし。

それにしても、加藤さん…。WANDSが歌っている「互いのすべてを 知りつくすまでが 愛ならば いっそ永久に眠ろうか・・・」@『世界が終わるまでは・・・』が正しいと考えるならば、一生知り尽くせないような人は魅力的ってことですよね。*12 そういう意味では…さすがです。(ほめてます。)…ちょいふざけてしまいましたが、『シゲアキのクラウド』や『SORASHIGE BOOK』とかで本当に色々語ってくれているので深く感謝です。真面目に!CDを聴く楽しみが何倍にもふくらみます。

終わりに贅沢を言わせてもらうなら、最後の「決して」からの盛り上がりがとっても良いので、1回で潔く終えてしまわず、もう1回展開させてひたらせて頭をぐわんぐわんさせてトリップ状態にしてくれてもさらにうれしかったかなーなんて思いましたマル(ゆるい)その潔さが加藤さんなのかなー。

 

 …て、書いて改めてライナーノーツ@シゲアキのクラウド読んだら、けっこう色々書いてあった!「あなた」はきっと「イリス」あるいは「イリス」的な存在なのだろうと、少々軌道修正した方がぴったり来るかも。虹が天への架け橋だというイメージから、イリスは神々の伝令を伝える女神ということになったようです。(ネットから引っぱってきた情報なので、裏取ってください。)なので、「あなた」は神の声を届ける、つまりは理想郷へと導こうとしている存在ということになるのでしょうか。「虹を歩いてく」というのは天(理想郷)を想い描いて進んでいくということなのかな。

あーなんだー書いてあるじゃないかー。意地悪呼ばわりしてゴメンよ。「イリス」の話を全然「あなた」とつなげようとしてなかった私の読解力がにくい。(つながっているのかどうかはわかりませんが…。)

ということで、お気づきの方には今さら情報をお送りしてしまってすみませんです。でもせっかくだからグルグル考えたことも残しておきます。

 

 

『FOREVER MINE』増田貴久

「聴かせていただきます。」と心して聴きました。実は山下達郎さんの歌うこの曲を私は聴いたことがなかった。(松本さんが出てる映画の歌なのに…意識低い系でゴメンよ。)でも他の様々な曲を聴いてはいるので、達郎さんの曲のカバーと聞いて、これはヤバイのが来る…と戦々恐々としていました。元の曲を聴こうと思えば聴けるし、すぐにでも聴きたいと思ったのだけど、増田さんの歌を先に聴こうとガマンしました。…ウソです。本当は出だしだけちょっと聴いてしまいました。そして、「これ系はヤバーーーイ!!」となって封印しました。だって達郎さんは強すぎると思ったから。そこで、増田さんのソロが聴けるのを待ちました。

前奏が心を整えくれて落ち着くのですが、ほっとリラックスしたところで「やられた!」となります。そこには、すごくがんばって歌っている増田さんの声があって。悪い意味ではなく、皮肉でもなく、そのままの意味です。素朴だった。飾り気のない増田さんの声だった。細い声だとも思った。増田さんは太い声も出せると思うので、あえてのこの素っぽい声で挑んだのだろうか、と考えたり。そして、やっぱり声が若く、この曲においては、特に透明感と純粋さとして感じました。

その後で達郎さんを聴いてみたら、本当に”大人”だった。ある程度生きてきて酸いも甘いも味わった大人同士の関係。そうした大人が「もうこの愛以外はいらない」と決めた、そうした重さというか深みがありました。そして声も太いし、少しエコーがかかっていると思う。それは雰囲気を抽象的にしていて、包まれるというか、安心感があるというか、少し夢うつつになってしまう効果がある気がしました。最後のささやき声も、夢か幻か…という印象。眠りに落ちていこうとしているのか、あるいは達郎さんの語ったという”死”のイメージを落とし込むならば、死に向かう薄れ行く意識の表現なのか…。しかし増田さんの歌にはそのささやき声は入っておらず。それに、増田さんの歌は達郎さんに比べエコー的な効果を抑えてある気がします。その素の感じが若者っぽさをさらに増幅させ、一人の人間としての言葉が語られているような雰囲気もかもしだす。だから切なくなるのかもしれません。逆にこっちが守ってあげたくなるくらいの頼りなさを感じてしまう。(頼もしく感じる人もいるでしょう。あくまで個人的な感想です。)でも、だからこそ愛おしさを感じさせる。達郎さんとは異なる儚さがただよう様に感じました。まだ今の人生から逃げたいだなんて思ったこともなくて、とにかく目の前の相手がひたすらにまぶしてくただ一人の人だと一心に信じている、そうした儚さ。もし増田さんの歌のような不倫があって、女性が歳上だったら、絶対女性は身を引くと思う。歳のこととかは言いたくないけれど。まぶしすぎるし純粋すぎるから、こんな愛は受け止めきれない、あるいはもったいない、未来の負荷になりたくない、って。ありきたりなイメージですけどね…。対して、達郎さんの方は最後の最後に行き着いた人、と感じます。ある種、他の未来を捨ててしまっていて、互いに許しあっているのだろうと思う。

まったく同じ音を使っているそうなのに、歌う人によってここまでイメージが異なるのですね。誰が歌ってもちゃんと強度がある曲というのが本当に良い曲なのだと聞いたことがあります。やっぱり達郎さんの曲はすごい。そして増田さんに歌わせてくれてありがとう、です。きっと増田さんがもっと歳を重ねて歌えばきっとまた違う感覚になるのでしょう。そして、今の増田さんの声だからこそ生み出せる世界があって、それを今やってもらえて良かった。

聴いていると、増田さんが大勢の人の前でスポットライトをあびてただ一人歌う姿が勝手に浮かんできてしまって、なぜだかたまらなくなる。大勢の中でただ一人の人への愛を歌うという情景。ひどく孤独に思える。孤独で美しい。

 

ちょっとここからふざけますよ。「本当の」「ありのまま」とかが不倫を暗示している現実の人間模様ではあるのですが、アイドルとファンにも置き換えられそうでもあるな、と思いました。現実の生活に生きているファンに対して、NEWSに向けているのが「本当の」愛だろう?それが「ありのまま」の君だろう?みたいな、ね。こわいでしょ…。←

ちなみに、増田さんは何でこの曲を改めて歌いたくなったのだろう…と思うと微妙にモヤっとしなくもないですが流します~w

 

 

はい、終了!加藤さんめーーー。月曜になっちゃったよ!(だから、知らんがな)

 

こぼれ話 

アルバム曲に続き、ソロ曲にも全体的に”孤独”を感じました。小山さんの曲は心のつながりがあるのだけれど物理的には離れてしまい、手越くんと増田さんの曲は愛し合っているのだけど…相手からあたたかで安らかな何かをもらえている描写があまりなく、どこか緊張感や儚さがある。そして加藤さんは『U R not alone』的な自分自身の理想と生きていく曲。でもそれは私個人の孤独を重ね合わせて見ているだけで、人間関係で満たされている時に聴くともっと違うのかもしれないです。幸せで満たされた愛の歌に聴こえるのかも、ね。

それと、やはりこれらの愛の深さに私は達することができないな、とも感じてしまいました。人生淡白に消極的に生きてきてしまったので、たぶんこれからも無理かな…(重)

ただ、もしこれらの曲が”孤独”だと考えると、それはとてもステキなことだと感じます。”孤独”とは”個”であるということ。各々の人格がしっかりあって、簡単には同一化したり混ざり合ったりせず、自立しているということ。それは加藤さんの言う”多様性”ともつながる気がします。個を認め合う姿勢こそ多様性を認め合う姿勢。どのソロ曲もひいてはアルバム曲も、孤独であるがゆえに互いを求め合い、あるいは自分の中で葛藤する曲のように感じました。

そして、それはNEWSのイメージにも合っているように思う。NEWSはチームではあるけれど、”個”がとても強く立っている。「本当にただの4種のイケメン集団だよなー」(ほめて略)と度々思っていたけれど、「本当にただのめっちゃ濃い4種のイケメン集団だよなー」(ほめ略)になってきました。それぞれが持つ色が全く違っている。でもチーム。4人という人数の少なさもそうした個の違いを見せやすくしているのかもしれないです。

 

それと、ソロとアルバム曲が夢と現実として対応しているのでは、とふわっと思っていた話。それは、まぁちょっとこじつけすぎかなと思ったので自重。性行為を描いているという意味で『アン・ドゥ・トロワ』と手越くん、生死による別れ『ORIHIME』と小山さん、許されない関係『Silent Love』と増田さん…と。まぁここまででもむりくり感あるけど。ただ、加藤さんソロがどうしても埋められない。ご本人も「そこまで重く深いテーマ」はアルバムの他の曲にないであろうと思って作ったと語っているので、その可能性はついえました。

ただアルバム『NEVERLAND』の構成との関係として思ったのは、ソロはやはり現実の歌なのではないかということ。ソロ曲はわりと生々しく、ファンタジーを演じてはいない各メンバーを感じるからです。(増田さんは歌詞にある愛を演じてはいるけれど、ずっと好きだった曲を歌っている増田貴久である、という意味では演じていない。手越くんは、これが手越くんだよね?←)「愛」がテーマなのは共通するけれど。

あ、でも、私はすぐにつなげたりまとめたりしたがる傾向があるので、もろもろ適当に流してください~。

それにしても、今回はとみに重いな…なぜだか。なんだろう、ソロ曲全て”主観”が強いのかもしれないです。情景描写等が入って風通しを良くすることなく、ひたすら”主観”で押してくる感じがある。これぞソロ!という気がして良いですね。というか、私は物語調の曲より一瞬の感情を結晶化したような曲が好きなので、むしろ良いです。私には少々重いけど←。NEWSだから味わえるものと思ってありがたく受け取っております。

ライブでは全員のソロで泣くか固まるかしそうです。うん。

 

*1:「淫らに 露にして」の最後のギター音が電子音みたいに変化するのはどうやっているのです?すごくかっこいいのだけど普段頭を使って音楽聴かないからわからん…。

*2:かなりの余談ですけど「イく」って変換を一回使ったら予測で出るようになってしまって、毎回ギャーってなる。うっかり使っちゃったらどうしてくれるんだ!w

*3:Johnny's web『メンバー愛』より

*4:Johnny's web『シゲアキのクラウド』より

*5:この言い切り方も 気にはなっていた。多様性が大事って言っているんだから、解釈は受け取り手に任せていいんじゃない?って思ったりして。でも言い切りたかったのだな、と今は思う。

*6:千と千尋の神隠し』の主題歌『いつも何度でも』の「海の彼方には もう探さない 輝くものは いつもここに わたしのなかに 見つけられたから」にも、自分の中で少し重なりました。こちらはもう見つけちゃってるし、目的物もちょっと違うと思うんだけど。記録メモ。

*7:加藤さん自身も「ちょっと深読みかもね。」と言っておりますし…

*8:セザンヌによる印象派の巨匠モネ評に「モネは一つの目にすぎないが、それはなんという目だろうか!」というものがあります。(「モネ、印象派の目」展 - La France au Japon)個人的な感情はのせず、視覚的(音色的)な描写に徹する、という意味で連想しました。音楽で言うならば印象派ドビュッシー、とかってことではなくて、あくまで音から受けた個人的なイメージです。

*9:「自分の曲を人の声で聴きたい」@シゲアキのクラウドって思うのも、自分の声質を理解した上で、異なる質の声だからできる表現っていうのがあると感じているからなのでしょうね。

*10:「多様性」が認められる世界が「愛」ある理想郷とし、各地で戦争や戦闘状態やキナ臭い情報が行きかっているこの地球において、どこかの強者の理論に従わせるのではなく、多様な信仰や人種や社会構造を受入れられる世界、つまりは「平和」に向かって歩んで行こう、ということ?あるいは排外的な政策が指示されたりヘイトスピーチが蔓延したり”不寛容社会”なんて言われたりしている状況に対しての問なのか。

*11:関係のない話だけれど、スピッツの曲を好きだという人は、ものすごーく言葉の意味を解釈しまくる人か、自分解釈にて受入れる(つまりあまり草野さんの意図は考えない。感覚で受入れる。)人かのどっちかだと思う。たぶん。(ウソ。ちょっと極端に言いました。)私はもちろん後者です。歌詞を見てみて!解釈してやろうなんて思わないよ?(暴言。)マンガ『ガラスの仮面』に『紅天女』の「赤と黒のコマがうんぬん」っていう台詞の解釈を月影先生が亜由美さんとマヤに尋ねるシーンがあったと思うんだけど(記憶で書いてますので違ったらごめんなさい)、私は完全に月影先生に怒られるタイプです。それか聴かれてから考えるタイプ。←これだ!

*12:どんな人のことだって知り尽くせないに決まっているじゃないか!と個人的には思うけど。それに、知りつくしかたら興味がなくなるのか、興味がなくなったからもう知り尽くしたと思い込む(繊細な部分が感知できない)のか、ニワトリと卵のような気もしますし。

『SORASHIGE BOOK』音楽部員の方にお知らせしてみたいVIVA LA ROCK@5/4

本日は余計な情報を押し付ける内容にて失礼します。及び腰で断っておきますが、音楽についてきちんと語れないソフトリスナーが書きます。なまあたたかく見守っていただければありがたいです…。

 

突然ですが、ゴールデンウィークはいかがお過ごしの予定ですか?

「NEVERLANDツアーの静岡と大阪にははずれてしまった…。*1 そして、5/4(木)の予定が偶然にもあいている…。ついでに言えば、お金にも少々余裕あり…。」という方はおりませんでしょうか?その上で、さらに下記のような方がいらしたら「お嬢さん、イイのがありますぜ」案件をご紹介したいです。

1)加藤さんのソロ曲や『SORASHIGE BOOK』音楽部でかかる曲が好み。(特に邦楽)

2)”チームすばら”のことが気になる。

3)関東付近に住んでいる。

4)フェスは体力的に、ちょっと。

 

はい、そんな方にお知らせしたいのが、こちら。

VIVA LA ROCK@5/4(木)です。

VIVA LA ROCKは「さいたま史上最大級のロックフェス」と銘打って2014年からスタート。音楽ジャーナリストでありMUSICAを発行する出版社FACTの社長*2鹿野淳さんがプロデューサーをつとめています。今年は5/3(水)、4(木)、5(金)の開催。

チケットは4/12(火)現在まだあるもよう。1日券は10,000円!

vivalarock.jp

↓HPより。

あらためてVIVA LA ROCKというフェスの姿勢を確認させてもらいます。

ロックの今と未来を全力で感じてもらう「ロックフェスティヴァル」であること。
埼玉県内で最大の音楽フェスティヴァルであることを含め、埼玉を出発点として、音楽を好きになる人を増やし、音楽ファンへの新しい入り口となり、ロックマーケットの活性化をダイレクトに図ること。
ライヴを楽しむだけではなく、ワークショップなどを含め、様々な中から音楽の本当の楽しさや喜びを味わってもらえるフェスであること。
家族連れでも1日中楽しんでもらえて、様々な世代の方や、男性も女性もそれぞれを尊重し合い、自由な遊び方で楽しめるあたたかいフェスであること。
このフェスで新しい音楽を見つけ、フェスが終わった後でも音楽を聴いて楽しむ毎日を送ってもらえる余韻を描き出すフェスであること。

 

しかし、今や数あるフェス。ゴールデンウィーク付近開催と絞ってもまああります。

その中で、なぜ5/4(木)のVIVA LA ROCKをあえて取り上げたのか、一つずつご説明したいと思います。…しつこいですけど、音楽に詳しくもなんともないのでたいしたことは書きません。

 

【なぜ、5/4(木)のVIVA LA ROCKか?】 

1)加藤さんのソロ曲や『SORASHIGE BOOK』音楽部でかかる曲が好み。(特に邦楽)という方にお知らせしたい理由

音楽部で紹介されたミュージシャンがたくさん出ている!

5/4(木)のVIVA LA ROCKには加藤さんのラジオ『SORASHIGE BOOK』音楽部で紹介されたミュージシャンの方々が多数出演されています。*3 

Creepy Nuts(R-指定&DJ松永):2017/2/19(日)放送

Suchmos:2017/2/6(月)・2016/2/22(月)放送

・yahyel:2016/12/18(日)放送

・ぼくのりりっくのぼうよみ:2016/8/1(月)・2016/1/18(月)放送

・水曜日のカンパネラ:2015/11/23(月)放送

サカナクション:2015/11/2(月)、2012/6/17(日)・2011/10/16(日)放送

東京スカパラダイスオーケストラ:2013/9/22(日)放送

※ちょっとかすっている方

・Gotch & The Good New Times(Gotchさんがギター&ボーカルをつとめるASIAN KUNG-FU GENERATIONが2016/1/24(日)放送)

・ちなみにDADARAYゲスの極み乙女。の休日課長さんがメンバーに。

約7組。特にCreepy Nutsとyahyelがそろっているという状況は、他のゴールデンウィーク付近のフェスにはない。

うーん第一印象では「めっちゃそろってる!」と思ったけど、意外とそれほどでもなかったです(オイ)。なんせ音楽部で紹介された数々のミュージシャンの方々はたくさんのフェスに出ていますので、7組では飛びぬけているとまでは言えないかもしれない。VIVA LA ROCKにだって、5/3(水)にはKANA-BOONクリープハイプ、SHISYAMO、夜の本気ダンスなどの方々が出ています*4

けれども、じゃあ他のフェスや日にちと同じなのでは?と言われると…まだ「いやいや」とねばりたい気がする。ので、次へ。

 

・加藤さんがNEWSソロ曲を作る際に意識している方向性に近い?かもしれない

特徴的だと感じるのは出演ミュージシャンの傾向です。

下記、5/4(木)の出演ミュージシャンの方々(50音順)

雨のパレード、キュウソネコカミCreepy Nuts(R-指定&DJ松永)、Gotch & The Good New Times、サカナクションSuchmos、水曜日のカンパネラ、SKY-HI、菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)、ストレイテナー、シンリズム、SPECIAL OTHERSceroDADARAY、D.A.N.、DENIMS、東京スカパラダイスオーケストラ、フレンズ、THE BAWDIES、ぼくのりりっくのぼうよみ、mol-74、yahyel、UNISON SQUARE GARDENlovefilm、その他にDJとしてピエール中野凛として時雨)、やついいちろうエレキコミック

LINE UP | VIVA LA ROCK 2017←各ミュージシャンのHPに飛べるし、プロデューサーの鹿野淳さんご本人による各出演者紹介Vもあります。

今年のビバラは一日いちにち、より鮮明なコンセプトが音楽的に見えてくる3日間にしました。
初日は今のロックシーンの勢いをそのまま真空パック。2日目は音楽フェスではあまり出会えないアクトも含めて未来の可能性の塊。3日目はいろいろな世代のロックとロックバンドとロックリスナーがお互いにがっつり心と身体を酌み交わすもの。

MESSAGE | VIVA LA ROCK 2017

5/4(木)は2日目にあたる日。なんていうか、総じてしゃれてます。(語彙力)全然音楽性の解説ができないので、加藤さんの言葉を借りると、2017/2/12の『SORASHIGE BOOK』でAwesome City Clubを取り上げた際の「いわゆるアシッドジャズみたいな流れと、もう一つシティポップみたいな流れは、もう今のJ-popの流れとしてはすごく強く、まあわかりやすいトレンドの一つ。それの枠組みではどのバンドもとらわれてはいないんだけど、大きくくくるとまあその中にいたりするようなところはあって」の部分になるのでしょうか。ここで挙げられている2種だけに限らないですが、5/4(木)の出演者はいわゆる”トレンド”の中心にいる、あるいはこれから新たな”トレンド”を生み出すであろう方々で固めてきている印象があります。それが「未来の可能性の塊」ということなのでしょう。かつ、渋すぎず、聴く人を選ばず、ラジオで流し聴きしていてもピンと来そうなある種のポップさを持っていそうな方々。そこにキュウソネコカミストレイテナー、菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)、UNISON SQUARE GARDENといった方々が幅を出してくれているのかなーというイメージをふんわり持っております。なお、初めて知った方や聴きかじっているだけの方も多々なので、本当に適当なイメージです。音楽のジャンルというものもよくわかってないし。(それでよく書いたな。)また、前後の日の出演ミュージシャンがそれに当てはまらないということでもありません。あくまでまとまって見たときの印象です。もちろんどのミュージシャンの方々も様々な文脈で解することができますし、また唯一無二の存在なので勝手にくくるのは申し訳ないのですが。

1日限定のフェスの場合は出演者の”色”を強く出してくるのが一般的だと思います。一方数日間にわたるこうしたフェスではステージ毎に色づけることはあっても、各日の傾向をここまで振るというのは冒険だったのではないでしょうか。みんな見たくて困る、ということにはなってしまいますけど。

でで、加藤さんです。加藤さんのソロ曲はトレンドへの意識が強いというか。これらの出演者の音楽性は彼のソロ曲と無縁ではないと思われます。『SORASHIGE BOOK』で取り上げているのだから当然といえば当然か…。特に『星の王子さま』を聴いた時にはシティポップキターーー!と思いました。『あやめ』はさらにとんがってますね。「やりたいことが無限にある」*5 という加藤さんなので、他のメンバーがやらなくて、自分も好きなのがちょうどこのあたりだったという状況なのかもしれませんけど。でも加藤さんのソロが好きなら5/4(木)はきっと楽しめる、と推したいです。

 

 

2)”チームすばら”のことが気になる。という方にお知らせしたい理由

なんと、亀田誠治さんのコーナーがあるのです!!

そう、”チームすばら”のお一人『フルスイング』や『流れ星』の編曲を担当されている亀田誠治さんです。VIVA LA J-ROCK ANTHEMSというのが、亀田誠治さんがベースとバンドマスターという企画の支配人のような役割をするVIVA LA ROCKの名物コーナー。それがちょうど5/4(木)にあるのです。NEWSファンにいたれりつくせり(?)の5/4(木)。

昨年の様子→FLASH REPORT | VIVA LA ROCK 2016

今年も、Gt:加藤隆志東京スカパラダイスオーケストラ)、Gt:津野米咲赤い公園)、Dr:ピエール中野凛として時雨)というメンバー構成のバンドに、その時に出演しているミュージシャンがゲストボーカルとして参加し、J-ROCKのカバーをします。フェスってこういうその場でしか実現しないコラボ的なものも魅力ですよね。ここまでがっつりやってくれるのもうれしい。*6

 

 

3)関東付近に住んでいる。という方にお知らせしたい理由

会場はさいたまスーパーアリーナ。先日までジャニーズJr.祭りが開催されていたのですね!

埼玉県は遠そうだけど場所によっては行きやすい。下記、VIVA LA ROCKのHPから。

JR 京浜東北線高崎線宇都宮線
さいたま新都心駅下車 徒歩0分
東京駅から約30分
新宿駅から約30分
上野駅から約25分
渋谷駅から約35分
大宮駅から約2分

上記の各駅からさいたま新都心駅へは、乗り換え0もしくは1回で行けます。

さいたま新都心駅からのアクセスも徒歩3分。

ちなみに大宮駅からJR東北本線で約10分の土呂駅には、さいたま市大宮盆栽美術館*7 もあります。朝9時オープンとのことなので時間に余裕があったら行ってみて小山さんの趣味に思いをはせても楽しそう。私は行ったことないのですけどね←。あ、でもね、『d design travel SAITAMA』というシャレオツ雑誌に、発行人でありD&DEPARTMENTの創設者のナガオカケンメイさんのコメント付きで紹介されていました!*8 きっと良い時間を過ごせるに違いない。虎の威を借る精神でお送りしております。

 

 

4)フェスは体力的に、ちょっと。という方にお知らせしたい理由

まず、3)の段階でもうわかっていることですが、さいたまスーパーアリーナを舞台にした屋内フェスなのです。※屋外にもステージあり。他のゴールデンウィーク付近開催のフェスとの大きな違いはこれにつきるでしょう。(結局)

しかも屋内なだけじゃない。イス席がある。(そりゃそうだ。)そのイス席もアリーナに近い下部は「ワッショイエリア」、上部は「リラックスエリア」と命名されているそうで、「下部はスタンド席だけど盛り上がりながら見るエリア、上部は飲み物を飲んだり休みながら観るエリア」とのこと。参加するも良し、軽くのるも良し、見守るも良し。まぁ楽。

ゴリゴリのアウトドア系フェスに行くにはハードルがちょい高い、一人で行って体調が悪くなったりしたらどうしよう、といった不安がある時にはちょうど良いフェスのではないかと思います。行きやすく、帰りやすく、楽に見られる。一人でも無理に気をはる必要がなく安心して音楽を楽しめる。身体と精神を甘やかせるフェスです。たぶん。

 

と、いうわけで、5/4(木)のVIVA LA ROCK、いかがでしょう?

ジャンプしまくったりキュンとしたいなら5/3(水)、ヘドバンや重低音や熱さを欲しているなら5/5(金)もご一緒にどうぞ!(ふざけてないよ…また別の傾向のかっこよさなの…でもざっくり印象だから当てはまらない方スミマセン…)

なんで音楽通でもないのにこんな記事を書いたのだろうと本人が一番思っておりますが、出演者が個人的にわーいラッキーな人達だったので、加藤さんにかこつけて取り上げさせていただきました。「ちょいとそこまで」と気軽に行けるような環境でこの出演者をそろえてくれるなんてソフトリスナー的にはうれしくて。

なお、万が一この記事のせいでご参加を検討される&初めてのフェスだよーという場合は、HPの概要や注意事項等をしっかりご確認くださいませね。ぜひ。

…はい、紹介終わります~。

 

ちなみにスピッツは『JAPAN JAM』5/5(金)に出演予定*9。『SORASHIGE BOOK』的に5/5(金)にはAimer、クリープハイプ、レキシが。屋外には屋外の良さがある!(さっきまで言っていたこと…。)私自身はシャトルバスとかを使用する大規模屋外フェスには行ったことがないのでなんとも言えないのですが、駅から徒歩で行ける小規模な屋外フェスは開放感たっぷりでリラックスして楽しめました。「ビールうま!」って感じ。雨なら雨で、MCが逆に盛り上がったり、会場全体に妙な一体感が生まれるのが、ならでは。記憶に残るフェスになる。あくまでそういうプラス気分でいればですけども。(NEWSやジャニーズの人々も屋外もたくさんやっているから屋外も屋内も何でも来い!という方は流してくださいっ。)

 

それはそうと、この記事を書くために以前の音楽部情報にあたっていたら『君が誰かの彼女になりくさっても』の奇妙礼太郎さんバージョンが『SORASHIGE BOOK』で紹介されていた事実を知りました。2014年2月16日 (日)*10 に。そんなこととは露知らず、以前衝動的に取り上げていたのが、なんだか妙に恥ずかしい。たぶんまたやっちゃうけど。どんなコメントで紹介されたのか気になります。

 

では、このへんで。日曜にまとめきれず火曜にまでずれ込んでしまった…。

ただ今『NEVERLAND』各ソロ曲の「絶対的な愛」にあてられてクラっとしてます。あぁ、ネバーランドまでが遠い…。

 

 

※5/3(水)追記---------------------------------------------------------------------------

2日目の5/4(木)のことがピックアップされていて、「お!」と。記念に↓

www.cinra.net

明日はどんな感じになるのかな~。楽しみです。

 

*1:私も行きたかったー。あこがれのアリーナ…

*2:twitterの紹介から

*3:もれがあったらすみません!

*4:正確なピックアップはあきらめた汗。あげきれていないかも。

*5:Johnny's web『シゲアキのクラウド』2017/4/7

*6:しっかしD.A.N.とかぶっている!

*7:さいたま市大宮盆栽美術館

*8:d design travel 埼玉 | D&DEPARTMENT

*9:JAPAN JAM 2017

*10:SORASHIGE BOOK - Fm yokohama 84.7: 2014年2月16日

総合芸術系アイドルNEWSと行く『NEVERLAND』のススメ(森を見る編)

お題「NEWS「NEVERLAND」レビュー」

引き続き参加させていただきます!*1 ライブがはじまると影響を受けて変化しそうなので、その前にすべり込みで記録。

たいしたことは書けませんが、NEWSの『NEVERLAND』は色々な楽しみが詰め込まれたアルバムだということが少しでも伝われば、それで。ってそんな効果あるかな?あと、「解く」とか言っちゃってますが、「思ったよ」くらいのものです。(弱気)

初回盤↓ 鍵は良い!あの田向潤監督*2 による映像特典もあり!

4/1現在店舗取り置きはまだ可能な店が多いみたいです。

tower.jp

タワレコ貼っているのはいつもお世話になっているし、定価だから~(ゆるい)。もしなくなっていたらなくなっていたで、定価を確認してからアマゾン等にあたれる!

通常盤↓ ソロが入ってる!

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【7つのエレメント×楽曲:“愛”は不可欠と解く】

すでに、みなさん実施されておりますが、ネバーランドの一つの楽しみであると思うので私も妄想してみます!加藤さんもJ-webの『シゲアキのクラウド』で「探して見ると楽しいかも」と言っていたことですし、ね。

ネバーランドを作る7つのエレメント

心を熱くさせる「炎」。安らぎを与える「水」
希望を持たせてくれる「光」。気分を高揚させる「踊」
自分の存在を思い出させてくれる「音」
世の中に不可能が無いということを教えてくれる「魔」
そして我々が生きていくために絶対に必要なエレメント「愛」

 

『アン・ドゥ・トロワ』→“踊”“魔”

「アン・ドゥ・トロワ」はダンスのステップ。「踊りましょ」「すべてを脱ぎ去って踊ろう 月の夜を渡るようなステップで」等、“踊”要素があることは確か。でも「君という魔法にかけられ」も出てくるので“魔”の要素もあるのかも。「24時のベル」とか「君と奏でる」といった表現もあるので、“音”もいけなくもないけど、どちらかと言うと“踊”に付随する感じがあるので。

『EMMA』→”炎”“音”

ピストル(火薬)、赤い夜明け(太陽)、といった爆発系のイメージがあるので。 “音”は「ギターを抱いて 下手なアルペジオさ」「最後に唄ってくれよ」から。

『Brightest』→”光”

「Brightest」=明るい、輝くという意味の「Bright」の最上級。歌詞にも「キミはキラキラ star of my days」「僕だけのために輝いて」…書ききれないほどまぶしい。『NEVERLAND』で英語表現していた「RAY」は「光線」といった意味。「光」ではなく、「光り」と表現しているのは、ポッと灯った「light」ではなく、動的な「RAY」のと重なる気がします。

『Silent Love』→”音”

「Silent」という音に関わるタイトルと詞から。ただ、エレメントの説明と合うかと言われると、どうだろう。

『恋を知らない君へ』→”水”“光”

直接的な水要素は「通り雨が過ぎていくように」くらいしかないけれど、MVが海イメージだったから。付け加えるなら「涙」を感じるからかな。記憶の中にある夏の光がよみがえる曲だし、「太陽」「花火」もあるので“光”もありかも。

『ミステリア』→”魔”“踊”

「Mr.モンスター」は惑わせるもの。つまり魔物。ただ、エレメントの説明とはイメージが異なるのが気にはなる。“踊”は「ヒラ ヒラっと舞った」から。

『BLACK FIRE』→”炎”“魔”

こちらもタイトルと詞から。「FIRE」「燃やせ」「燻る」等々。「LIGHT」「BRIGHT」ともあるけれど、これは「夜空を照らす漆黒の炎」から発する光。“炎”が優先されると考える。「悪しき魂」「睨み合い騙し合う」といったイメージは“魔”感もある。「本当の自分をいま呼び覚ませ」というところは、『ミステリア』の自分の化身である「Mr.モンスター」とついに融合したのかな、とも。『ゲド戦記』感。(む、唐突に思い出したけれど、本家ピーターパンも影の扱いがおもしろいですよね。重めの意味は感じられないけれど、影を縫い付けて直すとか、すごい発想だなーと思います。)

『ORIHIME』→”光”“水”

タイトル、「星空」「夢見るだけの光」「流れ星」「どんな光だって」。“水”を推してみたいのは、七夕の天の川をイメージさせるから。地球から見たときに帯状に見える「銀河」が天の川。

『流れ星』→”光”“水”

まずはタイトルから。「星空」「この夢は光になるんです」「輝きは希望の証です」「涙さえ光で照らしてよ」。それと“水”は「あの空が泣き出しても」(雨)、「拭った涙」から。

(『U R not alone』はネバーランドのエレメントには含まれないという解釈で、とりあえずここまで…。)

 

加藤さんもJ-webにて、エレメントは「散らばっている」と表現しているので、曲と1対1の関係でなくても良いのかなと思いながらゆるくやってみました。ライブではどうなっているんでしょうね~。
そして、個人的には“愛”は全曲に入っているエレメントと捉えたいと思います。ミスター・インポッシブルも「絶対に必要なエレメント」と”愛”を表現しているので、どの曲にもある要素なのだと考えました。「そして」とためている特別扱い感もあるし、『NEVERLAND』の子どもたちも「…LOVE」とためてます。“愛”は特別枠なんじゃないかと。アイドルだもの!←

 

【歌詞×NEWS:大人のネバーランドと解く】タイトル…

・だいたい“抱いてる”

とにかく性的な表現が登場する。前の記事で『アン・ドゥ・トロワ』にわざわざ入れ込む必要はあったのだろうか、というようなことを書きましたが、「いやむしろ抱かねばならぬのだ」と思い直しました←。*3 だって、『アン・ドゥ・トロワ』にそういう要素がなかったら、大人っぽさが何割減になることか。

・恋愛メイン曲で、性的じゃない場合は思い出だったり片思いだったりする

逆に性的な雰囲気を匂わせない『恋を知らない君へ』『ORIHIME』は過去を思い出す曲。だからプラトニックな雰囲気があるのでしょう。それと『Brightest』は片思いだからかな、と思いきや「抱きしめたい、今抱きしめたい」「奪いたいようなlove,make me crazy」とか…、もう寸前だった。

・だいたい夜

夜ですね、全体的に。『アン・ドゥ・トロワ』は「24時のベル」、『EMMA』は「AM0:00」、『Silent Love』は「朝霧に煙る街角 それぞれの明日を迎えた」(つまりその前は夜)、『ミステリア』「時計さえも眠る夜に」、『BLACK FIRE』「夜空を照らす漆黒の炎」、『ORIHIME』と『流れ星』はそのままなので略。というわけで、曲の舞台がほぼ夜。『Brightest』は明確に夜ではないけれど、クラブの雰囲気なんかをイメージさせるし、光が引き立つのは夜だから。(歌詞カードが“夜”感満載なのもわかります。)

ただし、『恋を知らない君へ』は夜じゃない!これについては、やはり記憶を歌っているから、ということにしておきます…。

・だいたい片思いか失恋、だいたい孤独

タイトルそのままです。ラブラブうふふな曲って『アン・ドゥ・トロワ』くらいかなと思うんですが「一夜の夢を見る」「君といる未来を信じて」とか、なんて儚いんだろう。孤独な曲が多いというのは大人っぽさの一つの要因かなと。*4

・物語が織り込まれている

『NEVERLAND』は「Gone with the wind」→『風と共に去りぬ』(内容とはあまりリンクしなそうだけど)、『アン・ドゥ・トロワ』は「24時のベル」→『シンデレラ』、『EMMA』は『ロング・グッドバイ』(公式認定)、『ORIHIME』は七夕であり「999」→『銀河鉄道999』も。他の曲にもひそんでいるのかもしれません。単にドラマチックなイメージを生み出すなだけでなく、元となる物語のイメージをふまえて味わう大人の楽しみとも言えそう。…大人じゃなくても楽しいか。若い方失礼しました!

・「ですます」調

ですます調の歌詞がとても印象的でした。でも書き出してみると、『アン・ドゥ・トロワ』「おどりましょ」、『流れ星』「希望の証です」「光になるんです」、『U R not alone』「今もココで見続けてます」「今ココで立っています」くらいだった…。大人っぽさを感じさせるか、と言われるとわからないけど。『流れ星』と『U R not alone』のですます調には少し客観している雰囲気があるかも。メロディーは無視して、例えば「希望の証だよ」「光になるんだ」とか「今もココで見続けてる」「今ココで立っているよ」とかだったらだいぶ印象が違う。余裕…があるわけじゃないんだけど、感情の幅が広がったというか。今のNEWSが歌うからそう感じるのかもしれないけど。

そしてなにより、ミスター・インポッシブルの紳士的な態度が、お・と・な。

 

と、いうわけで、歌詞の世界にも大人な雰囲気が詰め込まれていることが感じられました。現在30歳前後のNEWSを演出する大人感でしっかり作られています。音作りもそうなんでしょうね。雰囲気でしかつかめず語る言葉を持たない自分が残念。これからは結婚したり子どもができたりするのかな。それとも肉体ではなく精神的なつながりを強めてくるとか。君とのつながりは身体じゃない、精神的にはつながっている、何もないけど好きだった、みたいな。なんにせよ楽しみです。

 

【ミスター・インポッシブル×NEWS:“アイドル”感アップと解く】

ミスター・インポッシブルのナレーションパートには、個性の強い楽曲をまとめるだけでなく、物語を膨らませ、アイドル感を増幅する効果を生み出しているのがおもしろいなぁと感心しました。楽曲に人柄を重ね合わせるというおもしろさがアイドル(特にジャニーズ?)にはあると思いますが、それをかなりがっつりやっている。

 

・楽曲を活かす

NEWSの楽曲の幅は広い。これが増田さんも言っていたように*5、アイドル(ジャニーズ)の一つのおもしろさだなと思います。それとアルバムを聴く時に困るのは、すでに何度も聴いているシングル曲と初めて聴くアルバム曲の感覚的落差が気になってしまうこと。しかし『NEVERLAND』はシングル曲もアルバムの世界に一つのピースとしてしっかりはまっているように感じられます。それに貢献しているのがナレーションパート。シングル曲の次にナレーションを配置しており、自然とアルバムに戻され気持ちを切りかえられる曲順になっています。語りのみならず、BGMがすごく効果的。*6

・物語性を生み出す

間に何か挟むだけならナレーションじゃなくてもインスト等でも良いのだろうけれど、物語性まで生み出してしまうのがナレーションならでは。案内人ミスター・インポッシブルがゲストを確実に物語の中に導き、そして最後までエスコートしてくれます。しかも今後の助言までしれくれて、未来まで夢見させてくれる。

・アイドル感を増幅する

そして物語を進行するだけでなく、ミスター・インポッシブルはNEWSをぐいぐい推してくる。その都度NEWSというネバーランドの核を意識させ、NEWSという核によって楽曲をつなぎます。前の記事ではNEWS教の預言者とか伝送者とかって書きましたが、大げさではなく。さらにNEWSの個別のキャスト紹介までしちゃう。曲の中で感じさせるどころではなくて、明確に紹介しきっています。でも、そのキャスト設定の濃さに耐える個性を持っているのがNEWSのすごいところ。NEWSメンバーの濃さがなければこの手法は成功しなかったでしょうね。

エレメントを「元素」とすると、それを形にするのがNEWS。NEWSメンバーという個の強いキャストによって構成された楽曲=様々な形状の「分子」。全キャストNEWSによってお送りする短編オムニバス的物語の世界ネバーランドの出来上がり。

 

【NEWS×ネバーランド:音楽・ビジュアル・映像・舞台の総合芸術と解く】

ようやく出てきました“総合芸術”!ここまで、なんのこっちゃな記事タイトルでしたね。わはは。

ミスター・インポッシブルによる「ネバーランドの世界で絶対不可欠な存在」であるNEWS解説が、音楽・ビジュアル・映像・舞台をつなぐのに重要な役割をはたしているので、まずはそこから。

『ポテスターテム(動力)』を司る手越裕也。

テンプス(時空)』を操る小山慶一郎

『ベルビス(言葉)』を奏でる加藤シゲアキ

『スペクタクルム(美観)』を生み出す増田貴久。

ラテン語来ましたね!ラテン語と言えば語源!そのくらいのイメージしかないうっすい知識ですが、勝手にロマンを感じちゃってテンション上がりました。語源だよ?語源!(うるさい)

「美観」ってなんぞ?と思ったので、ついでに調べたもの↓。適合しそうなワードをピックアップしています。ラテン語の知識がないし、都合よくまとめているかもしれないので、話半分にどうぞ。

「potestatem(potestasの活用形?)」potestasから…力、能力、影響力、可能性etc.
「tempus」時間、時期、機会etc.
「verbis(verbumの活用形(複数形)?)」verbumから…言葉、詞etc.
「spectaculum」ショー、光景、見ることetc.

 

これをふまえて…

・『NEVERLAND EPISODE.0』(初回盤特典映像)

このキャスト紹介については『NEVERLAND EPISODE.0』と密接に関係していて、つくづくこっているなーと。(下記、何も目新しいことは書かないけど、一応自分まとめ。)

まず登場順が同じ。手越くん、小山さん、加藤さん、増田さん。

手越くんは自転車こいでる…のではなく、鍵の原料となる金属を溶かすための炉に風を送るふいごを動かしています。*7 そのまんま、物事が動き出すための「動力」を表現。NEWSの原動力、何かを決める時にスパッと判断したり強い信念で事を動かしてきた手越くんを感じさせる。サッカーでつちかわれた運動量も、好奇心あふれる活動量もすごい。

小山さんは金属の溶け具合の時間調整をして、ちょうど良いタイミングに型に流し込む作業をしている模様。*8 小山さんは重役タイムキーパーとして表現。生放送で鍛えている時間感覚。報道では過去・現在・未来の様々な事象に触れてきてもいるでしょう。ライブで話をまわす役をしていることにもつながりそう。

加藤さんはレジを打っている…のではなく、鍵を磨くためのグラインダーを操作している模様。*9 文字盤を押す作業をタイプライターとかけてるんですよね。それと鍵にほどこされた「NEWS」の文字が浮かび上がってくるのも加藤さんの工程によって。加藤さんについてはやっぱり作家として言葉でも表現している人だということ。今回のライナーノーツも興味深く読ませてもらいましたが、NEWSとファンを言葉でつないでくれる存在でもある。

増田さんはピカピカに磨かれた鍵を大砲に入れ、角度を調整して発射!その鍵は女の子の元に届きます。*10 大砲が派手な見世物になっているのと、女の子に届けるまでの最終的で直接的な工程を担当。ライブの演出や衣装を積極的に担っている増田さん。NEWSの“目”とも言われてたよね。今日からのライブもどんな風に演出してくれるのでしょう。

 

・歌詞カード(初回盤)ごめん、初回盤しか持ってないのだ…

各メンバーがキャスト説明を暗示する曲に登場しているのかなーと思いました。
『"The Entrance"』小山さん:「時空の扉」にかけて?
『NEVERLAND』加藤さん:アルバムのキーワードとなる言葉の登場する曲だから?
『アン・ドゥ・トロワ』増田さん:これは「show time」からですかね?
『EMMA』手越くん:動的な曲だから?「こっちは引き下がり方 知らない男」だし。

 

以上、キャスト設定との関連でした。

ここからはネバーランドの物語との関連。

 

歌詞カードの表紙と裏表紙には両方とも鍵穴がついている。しかし全く同じではなく、鍵穴の中からのぞく空間のもやもやが違う動きをしています。これには『"The Entrance"』の「これはあなたの旅のゴールでもあり、旅の始まりでもあります。」を思い出す。(裏表紙の裏(どこ?)にも鍵穴がありますね。これはネバーランドの内側の鍵穴?)*11

隠し文字もあるし。*12 模様に含まれた意味も色々ありそう。*13

 

・鍵(初回盤特典)

鍵のデザインはハートの形で作られた四葉のクローバーのよう。夢をかなえる、つまりはネバーランド(夢)につなぐ存在ということか。しかも差し込む部分が「NEWS」って文字になっているだなんてファンタジーでしかない。魔法的な力で認識して扉が開くのだろう。鎖で縛ってるところもなかなか…。

あ、ね、招待状も、ね。(家森さんかい。@カルテット)これは購入して楽しんでもらうのが良さそう。

 

・ツアーへ

で、トドメが「ネバーランドの旅は。。。。ネバーランドへ。。。。つづく!!」です。

ストリーミング配信されている映像はどう関わってくるのかなー。

 

アイドルっていうのは総合的な存在だと常々思っておりますが、そんな中でもかなり意識して総合的に作られたアルバムだなーと感じました。まず鍵とネバーランドが結びついたとのことですが、そのイメージに基づいたキャスト設定とエレメントのキーワードあたりを固めてから作り出したのかな?Johnny's Entertaimentの紹介文では「魔法」ではなく「不思議さ」と表現されていたりするので、制作しながら微調整して固めていったように感じられます。あまり時間もなかったようなのに、音楽(楽曲、歌詞、構成)・ビジュアル(歌詞カードetc)・映像(DVD、ストリーミング)・舞台(は、今日から)のこのからませ具合が恐ろしい。CDが売れなくなった時代だからこそ、買った人を楽しませてくれる仕掛けをたくさん作ってくれているところもあるのかな。…うれし楽しい。(でもNEWSはじめ関係者の皆さんが身体と精神をこわさず続けられますように。)

 

と、いうわけで「総合芸術系アイドルNEWSと行く『NEVERLAND』のススメ」と銘打たせていただきました。今のところ、以上!

やー楽しかった。

 

 

今「鍵を見つけてくれてありがとう。」というミスター・インポッシブルの言葉が、急に『この世界の片隅に*14の「ありがとう。この世界の片隅にうちを見つけてくれて」とリンクして勝手にぐっと来てしまいました。鍵は「NEWSをずっと愛し続けてくれている、あなたの心」なわけですから、この言葉はまさに「ありがとう。この世界の片隅にNEWSを見つけてくれて」なわけです。「NEWSを見つけられて良かった…」とか「重っ」のお返しをしてしまいそう。

 

それにしても、本当によく私はNEWSを見つけられたなぁと思います。正直に言えば、私の音楽的なツボはひどく狭いので、NEWSの楽曲についても完全にツボかと問われると「むむ(汗)」となります。なんせ幅が広いし。けれど、核にNEWSがいると、心惹かれるものになる。アイドルってそういうものかもしれません。しかもNEWSはそれだけじゃなくて。NEWSと関わる人々が熱意と愛情をこめてつくったものには、たとえツボにドンピシャじゃなくても楽しめる魅力がつまってます。そして、こうした熱意と愛情が楽曲以外にもいきわたっているのがうれしい。何をこんなに重箱の隅をつつくように…って自分でもひくくらいですけど、こうした各部分の造りも『NEVERLAND』を構成するものだから、つい書いてしまいました。造りばかりに重心が行ってしまって楽曲が軽くなってしまったら本末転倒ですが、それはない。彼らのパフォーマンス力の厚みあってこその、この濃い造りこみなんだと思います。

だからNEWSのライブは本当に楽しみ。きっとその中に私が一番心動かされる空間があるだろうから。(『NEVERLAND』の一部として表現される増田さんによる衣装もすっごいすっごい楽しみ!)

 

今日からライブスタートですね!行かれるみなさんとNEWSと関係者のみなさんとで、ステキなネバーランドが創出されることを願っています

 

*1:みなさんのレビューのすばらしさに心折れそうになりましたが。「5つの駅」の説にお~絶対それだわ!ってなったり。

*2:全MVを作る田向潤が語る、きゃりーぱみゅぱみゅの才能って? - インタビュー : CINRA.NETくるりのPV『Liberty&Gravity』くるり-Liberty&Gravity / Quruli-Liberty&Gravity - YouTube、他。(情報が雑でごめん。)NEWSでは増田さんのソロMV『Skye Beautiful』を。

*3:あーでもやっぱり「イきたい」はなー。もう少しオブラートに包んでくれても良かったかなー。ぐちぐち。ん?もしかして手越くんのソロとのバランスをとったのかな?まだ聴けていないのでなんとも言えないけど…。例えばソロ曲がネバーランド曲と対応しているとか?ソロ曲は現実世界に戻った『U R not alone』の後にくるので、つまりは現実の曲。ネバーランドと現実の対比になっているとか?小山さんソロは失ってしまった存在を歌う『ORIHIME』、増田さんソロは不倫?の『Silent Love』、加藤さんソロは概要がまだわからない…曲を1度は聴いた後に歌詞を確認したいので、妄想はここまででストップいたします。

*4:この歌詞の傾向は、NEWSにかけられたファンによる願望魔法なのかも。まだ孤独でいてくれ!というね。 性的な要素は入れつつも、その後は別れてね、みたいな。…NEWS……ファイト。

*5:前記事参照

*6:ちなみに、私のとぼしい記憶から楽曲以外のパートがとても効果的に入っているアルバムを引っ張り出すと、バカリズムさんと土岐さんのラジオ風トークが挟み込まれる土岐麻子さんのアルバム『VOICE ~WORKS BEST~』がありました。(そう言えば前記事にも土岐さん出てきたな。)バカリズムさんと土岐さんが真剣にふざけていて楽しい。このアルバムは、土岐さんのコラボレーションやフィーチャリング、カヴァー、CMソングなどの“外仕事”を集めたもの。幅のある楽曲をまとめる時に、こうした手法が活きるのでしょうね。
それと、これ書いてて知ったのですが、山下達郎さんの『COME ALONG』は海外FM局風になっているらしいですね。先日『民放ラジオ101局特別番組 WE LOVE RADIO! 山下達郎星野源のラジオ放談』なるラジオ番組をやっていて、その中でも山下さんがラジオへの想いを語っておられたのですが、アルバムでもそうした試みをされていたのですね。気になる。

*7:こんなにたくさんの歯車を回すんじゃそりゃ重い。

*8:職人的に、溶け具合を時間だけでなく色でも判断してほしかった気もする。

*9:あの形状のグラインダーであの鍵を磨くのは時間かかりそう。特に鎖の部分は厳しい。一つはバフにしても良かったのでは?

*10:なぜだ!なぜ着火している増田さんの足の下にケーブルを通してしまったんだ!ここだけは本当にもったいない!直せなかったのかな…。他の部分はファンタジー感で良いのだけど、ここだけは!(うるさい)

ぐちぐち書きましたけど、全体としてはすごーく好き!!です。物を作ってる情景って見てるだけでわくわく楽しい。この2分あまりの中にギュッとつまってる世界がステキ。田向潤監督ありがとう!!!!あの、増田さんきっかけです?(関係ない話だけど、田向さんの服が好み。『Skye Beautiful』の時も今回も。他は知らないけども。←)

*11:あと薄く緑と青とグレーがかかってる。表裏反転して。これは何を表すんだろ?ケースの色合いも…。ネバーランドの国旗をイメージしたというツアーグッズのタオルの色に近い?

*12:とりあえず見つけられたのは「NEWS」「Come here」「Love」メンバーの名前の頭文字。上のバーの文字は「Welcome to Neverland」かなー?

*13:ハートとか星とかのモチーフはあるなーとわかるので、キーワードと関連してそう。ちょいちょい左右対称とかでないのも気になる。…うん、置いておこう。(力尽きた)

*14:全国拡大上映中! 劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」公式サイト