心のゆたんぽ、Represent NEWS Mix 第2弾 #にゅすほめ
「にゅすほめ」初参加にして、過ぎた日への乱入失礼いたします!!
しきさん、毎年の開催ありがとうございます。楽しく拝読してきた立場なので足を踏み入れのるがおそれおおかったのですが、日にちが残っていたので(年々ハードルが上がっているのかも?!)、ビビリながらも誘惑に勝てず…。遅ればせながら参加させていただきます。
ということで、Represent NEWS Mixの第2弾が来ましたね~。2018年1月17日発売のシングル『LPS』初回盤Bに収録されているのは『チェリッシュ』と『真冬のナガレボシ』!!私の第一印象は「今のNEWSが『チェリッシュ』をほんきで歌ったらやばくないか?」でした。(『真冬のナガレボシ』よ、浅いファンですまぬ。)そこで思考はストップしていたのですが、じゃあなんで”やばい”のかを考えてみると「いやほんとRepresent NEWS Mixの選曲は興味深い。むむ。」となったので、それを私なりの「にゅすほめ」として捧げます。
初の再録の際も勝手に盛り上がって2記事も書いちまってるので「Represent NEWS Mix大好き芸人(じゃない)」に認定されてしまいそう。それに、また聴く前に書くってのがなんだかなーと思わなくもないですが、期待感って大事だよねってことで。だってそれが売り上げにもつながるんだからね!だから書いちゃいますー。
なお、私はNEWSが4人になってからのファンです。なので、そのへん気になる方はご注意ください。(って、もうあえて書く必要もないかなーと思いつつ、内容が内容なので念のため。)
まずは、『チェリッシュ』再録がなんで”やばい”のかを考えてみる
たぶんそれはメンバーの”大人感”が増していることに起因しています。12年以上前にリリースされている曲なのだから、当たり前と言えばその通り。「大人になったNEWSの声」が一つのポイントと第一弾の際に加藤さんも言っていたけど*1、間違いなく再録の一つの聴きどころになっています。
再録って言っても、人気曲をただただ上書きするなんていうことではなく、今のNEWSが歌うことで、新たな、あるいは異なる魅力が生まれるような選曲になっているということですね。逆に言えば、どの曲にも”大人感”が魅力として働くかと言うと、そうではない曲だってあると思うのです。
その中で選曲された『チェリッシュ』。これには”大人感”が増したことは効果的に働くと感じました。(その時代時代の良さがあるので、以前を否定する意味ではなく。)
『チェリッシュ』に”大人感”がはまる理由
「言われなくても」状態だとは思いますが、一応まとめますね。
関係性のこなれ感
屈託のない強がりを言うコトもない 先回りして思い悩むコトもない
そんなに楽じゃない だからそばにいたい
いつからかやっと 無くしたくない
大事なモノ少し 一緒に見つけたよね ほら
ここに これからも・・・
書き出してみて思ったけど、「コト」とか「モノ」とか、他にも「ココ」とか。あえてのくだけた表現もこなれ感だわー。私には縁のない、こなれ感。(いらない情報)
経験による深み
悲しみ去って 情熱知って また進んでゆくよ
分かってるコト多すぎて すれ違うコトもあったけど
見つけたときは恋 今じゃ大きな愛
様々な時を経ても「見つめるだびに恋」であり、様々な時を経たからこその「迷いも影もない」なんですよね。確信を持って、改めて呼びかける「物語は僕らでつくろう」。プロポーズソングだわーって思います。
こなれ感も深みも一朝一夕に生み出せるものじゃありません。つまりは時間経過を感じさせる”大人感”が効果的に働く→”やばい”という結論に達しました。
全メンバーが30代に突入した今年。むっちゃあったかく歌ってくるのかしら?それとも「わかってるだろ?」感(なんじゃそりゃ)を出してくるのかしら?わー、楽しみ。むふ。(たぶん、むっちゃあったかく歌ってくるの方!)
『真冬のナガレボシ』に”大人感”がはまる理由
そして、な、なんと、『真冬のナガレボシ』も同様に!(あ、知ってるって?)
感情の複雑さ
1番は君との別れの悲しみをふわっと振り返ります。
そして静かにもドラマチックな2番。
恋している日は 輝きに満ちていたよ
どんなことも叶う そんな気がした
君に伝えたい 本当にありがとう
僕はきっと ひとつ大人になる
僕らも時が過ぎて いつかは忘れてゆくかな
こんな鮮やかな記憶たち 愛しく咲いて
大切にふりかえりながらも、思い出を”過去”にして、そして”過去”になることをさみしくも思う。無理して気持ちに整理をつけてる感があって心配になるほど。こうした感情の複雑さを表現するのに、時を重ねた深みが活きてくると思うのです。
余談ですが「僕はきっと ひとつ大人になる」を小山さんが歌っているの、個人的にはぐっと来ます。小山さんには大人をこじらせてほしいという欲望があるものでw 現実の小山さん本人は全然こじらせてない立派な大人だと思うんだけど、ちょっとこじらせてる風に見せてくれたら私は喜ぶ←。*2
『真冬のナガレボシ』に対して「冬だからね。冬の人気曲を選んだんだね。」って単純に受け取ってた私は浅はかだった。ビバ!!選曲!!
深みや複雑さ→つつみこまれるあったかさ
で、この2曲。あったかいんですね。つつみこまれる雰囲気がある。つまり冬に最適。
その「つつみこまれる雰囲気」ってどこからきているのかって考えると、それは感情の深み、複雑さではないかなと思いました。紆余曲折あってたどり着いた感情、『チェリッシュ』『真冬のナガレボシ』にはそれがあります。『真冬のナガレボシ』には悲しさ切なさもあるけれど、やさしい。
詞のことばかりになってしまっているけれど、曲全体がこのあったかさを生み出しているのはもちろんのこと。
そして、この期待のベースにあるのは何といってもNEWSの歌唱力です!ただ声が大人っぽくなったってだけではとても出せない表現がNEWSにはできるからこその折り紙つきの期待!!
増田さんのつつみこみ癒す歌声、小山さんの受入れ寄り添う歌声、加藤さんの思いやり支える歌声、手越くんの優しさと強い信頼が届く歌声…ってキャラクター込みでの妄想も入ってますけど、そういう表現力があると思っています。
メンバーが経てきた時間は曲のもつ魅力に深みを与え、懐深いあったかさをかもしだしてくれるのではないかなと期待もましましです。
なんで今回こういう選曲になったのか
それはやっぱりシングル曲のイメージに合わせているからなのでしょうね。
『LPS』は「等身大で暖かな応援歌」*3。テレビではまだフルで披露されていませんが、おおらかでピースフルなやわらかさを感じる曲です。
時を経て角の取れてきた感情に至っている『チェリッシュ』『真冬のナガレボシ』。
対して『EMMA』収録曲である『さくらガール』『I・ZA・NA・I・ZU・KI』には、「今」の感情がまっすぐ伝わってくるような情熱的な疾走感を感じます。せつな的に燃え上がる『EMMA』にフィットしている曲だったんですね。
『さくらガール』『I・ZA・NA・I・ZU・KI』については、歌唱力の向上が活きる曲だからかなーなんて漠然と思っていたけれど、曲の雰囲気もしっかり合わせていたのだわーと今さらながら感心してしまいました。
そして『さくらガール』からの『真冬のナガレボシ』
最後にもう一個妄想。『さくらガール』と『真冬のナガレボシ』って少しイメージが重なる気がするのです。
『さくらガール』
いつまでも 続いてゆくと そんな気がしてた
『真冬のナガレボシ』
恋している日は 輝きに満ちていたよ
どんなことも叶う そんな気がしてた
「さくら」と「ナガレボシ」に「君」の姿を重ね、「舞い散る粉雪」と散りゆくさくらが儚く去って消えてゆくものたちを想わせる。
ただ、『さくらガール』は君を失った直後の癒えない生傷の状態であるのに対し、『真冬のナガレボシ』では、まだかさぶたではあるけれど、自分の痛みを少し距離をおいて見られるようになっている。『真冬のナガレボシ』の「もうすぐこの雪は雨に変わる」という表現も新たな段階への移り変わりを暗示しています。
これね、NEWS的ストーリーと重ねてしまっても許してほしい。
個人的には、今年は「4人になったNEWS」っていう感覚を持つことはほとんどなかった。昨年の24時間テレビでそのあたりはパブリックイメージ的にも出し切ったんじゃないかなって感じます。今のNEWSは次のステージに行って、そこでの挑戦の真っただ中にいる。たぶん、また進化の途上で模索中。未開の場所を切り開くために。
だから、まだ引っぱり出してくる?って自分でも思うのだけど、再録曲はどうしたって過去の記憶とは切り離せないから。
君に伝えたい 本当にありがとう
僕はきっと ひとつ大人になる
真冬のナガレボシが すべてを包み込むように
胸の痛み ここに残すよ
僕らも時が過ぎて いつかは忘れてゆくかな
こんな鮮やかな記憶たち 愛しく咲いて
ってのは『さくらガール』から続くメッセージとして聴いてみても良いですか?もう消化済みだってわかってる。でも、たまに、ね。
それに、再録における段階を踏むかのようなこの選曲は、NEWSの丁寧さであり、ファンへのやさしさでもあるのかなと妄想してみたりもするのです。
早くも次がどうくるのか楽しみです。しばりとしては、季節と、今のところシングル曲と人気のアルバム曲というセットになっているそうですね。*4 恋愛中と別れの曲のセット、どちらかの曲に月とか星とかが出てくるってのは特にしばりではないのかな?
第3弾は「ザ・夏!」(←夏にシングル出ることを願った言霊)みたいに振り切ってきたりしてw それはそれでウェルカム!!
とにかく、やばい『チェリッシュ』を25日に地上波で披露してくれることをほのかに期待して、急ぎこの記事をアップさせていただきます。
計画性がなくて、乱入での参加となり本当にごめんなさい。
寒い冬に心のゆたんぽをくれるNEWSセンキュっ☆
この冬はNEWSにあっためてもらおうぜっ!!!!
低音やけどに注意しなっ!!!!
ってことで。私なりの「にゅすほめ」でした。
「あ?ゆたんぽ?何言ってんの?」的なジャケットのニューシングル『LPS』は2018年1月17日発売。(怒涛の宣伝スタート)
↓Represent NEWS Mixが収録されている初回盤Bは、TOWER RECORDSでも間に合う模様!(12/24AM現在)
↓初回盤Aにはアルバム『NEVERLAND』の特典映像や増田さんのソロ『Skye Beautiful』を手がけた田向潤監督によるMV*5、通常版には加藤さんが「いい曲」だし話したいことがいっぱいあるという*6 新曲『madoromi』が入ってる~。
*1:加藤シゲアキ『SORASHIGE BOOK』@2017.1.15「(略)再録というか、4人バージョンっていう言い方もそうだけど、それだけじゃなくてこう、大人になったNEWSの声で、っていうところもちょっと一つあったりすると思いますね。うん。まあ楽しんでくれれば。」
*2:スピッツ『君がだけを』の「大人になった哀しみを見失いそうで怖い」の部分は小山さんに歌ってほしくてたまらない!「カビ臭い毛布を抱き」がどうしてもジャニーズには合わぬ…と思って小山さんハピバ記事では選ばなかったんだけど。
*3:『LPS』INFORMATIONテキストより
*4:加藤シゲアキ『SORASHIGE BOOK』@2017.12.17
*5:『TVガイドAlpha EPISODE J』(通巻3057号)、2017.12.11、東京ニュース通信社、p.21の増田さんコメントにありました。他にも情報出ているのかな?